コロナ渦での旅行１

毎年、夏と冬に家族で日本に一時帰国しているのですが、今はコロナの問題があるので、一昨年の冬以来、日本には一時帰国していません。でも、消化すべき有給休暇も溜まっているので今回は長期休暇を取って家族4人国内旅行をすることにしました。日本では一時期GO TO トラベルというのを行っていて、今はそれが中止されたようですが、withコロナでの旅行というのは日本ではどのような感じだったのでしょうか。

現在私の暮らしている国では州ごとにコロナに関する信号が発令されています。その信号、つまり政府の指示のもと、私は9か月間以上ずっと在宅勤務をし、子供たちも保育園、幼稚園に通わず、家でオンライン授業を受け、スーパーにも直接行かずに宅配を頼むという生活をしてきました。それにも関わらず、私たちの住んでいる町はクリスマスの1週間前に赤信号、つまりスーパーや薬局など基本的な生活に必要と考えられるお店以外は閉まるといういわゆるロックダウンに戻ってしまいました。レストランはお持ち帰りのみ行うところもあれば閉まっているところも。美容室もショッピングセンターも閉まっています。

この国では日本のように海外からの渡航を禁止したり、渡航した場合には14日間隔離期間を過ごすという水際対策も打っていません。隣国アメリカで当時「インフルエンザ」による死者が増えているというニュースを知った時にも、この国は何の移動制限もしませんでした。現在、多くの国がコロナの変種が英国やヨーロッパで見つかっていることを受けて、それらの国からの入国を拒否していると思いますが、私の住むこの国では相変わらずそれらの対策をとる気配もありません。

「そんな中でなぜ旅行するんだ」と思われる人もいると思います。実際、私たちも9か月間以上を自宅で過ごしてきて、コロナを軽く考えている訳でもなく、当日まで行くかどうかは悩みました。実際、その日泊まるホテルの予約も当日出発後に車中からしたくらいです。ただ、いつまで続くかわからないコロナ問題の中、ニューノーマルやwithコロナと言われる中で、コロナにうつらない、うつさないということは基本にしながらも、自分たちなりに楽しめる方法というのを探った結果が私たちの場合は「車で国内を旅する」ということだったということです。

全走行距離4500km、16日間の旅行をしてみての感想を次回以降書いていきたいと思います。

#旅行 #コロナ #海外在住