「人生山あり、谷あり。」を作ってみた
デザインにとって重要なアイデア発想は、日常的にできて、楽しくて、毎日が新鮮になるものです。しかもお金もかかりません。周りの当たり前をちょっと違った視点で見てみるだけで、こんなに面白い。一日中遊べます。
何か作ってみようと思って二つのガラスのコップを並べて眺めていると、山と谷が見えました。
そこで思い浮かんだのが、「人生山あり谷あり」ということわざ。この言葉を形にはどうしたらいいんだろうと、コップに白い紙を巻いて、棒人間が一生懸命コップを登ったり降ったりする様子を書いてみました。それだけで楽しい。
そこからまた発想が飛んで、「人生山あり谷あり、、人生山折り谷折り??やってみよう!」
自分の人生のテンションマップを書いて、膨らんでいるところは山折り、凹んでいるところは谷折りで折ってみた。
特にこれといって面白い発見はなかったけど、自分の人生のテンションマップが立体的になった瞬間でした。
こんな風に、特に意味はないけど作ってみる、発想してみるのはとても面白いことで、脳さえあれば、何もなくても一日中遊べます。人間の想像力は無限大、人間の発想さえ変われば世界は変わる、と本当に思えます。
アイデアは実行しないと意味がないと言われているけど(確かにその通りだけど)、そもそも自分にも何かが作り出せる、というマインドセットから始めないとアイデアすら生み出せないのではないでしょうか。
ブレインストーミングは最高の手段で、質より量、批判しない、脳にブレーキをかけない、相手の意見に乗っかる、というルールに従って、みんなが自由に発想できる社会、環境が作り出せたらどれだけ世界は変わるんだろうか。アイデアは、その人にしか生み出せない価値であり、その人が持つ感性でしかできない発想である。常に正解を求めがちな人々を、オープンマインドにしてくれるのではないだろうか。
「何を発言してもいいんだ」「自分にも何か生み出せるかもしれない」そういう前向きな気持ちにさせてくれるブレストは、ただのアイデア発想法にとどまらず、教育現場でも使えると思います。一人の発言に対して、批判するのではなく、みんなが乗っかる。面白い方に持っていく。自分の好きなことを想像し、実行し、それに対して周りは応援する。そんなブレストのような社会、safe placeが実現できたら素敵だなあと日々考えています。多様性を認める素敵な社会の実現は、実は一つのアイデア発想法から始まるのかもしれません。
まずは一日一題、「レンガ一個で何ができるか?」「トイレットペーパー一個で何ができるか?」「あの雲はまるで〇〇に見える?」「コップとかけて消しゴムととく、その心は?」、、、
それを考えるだけでワクワクするし、世界はこんなに面白かったのか、と気づくことができます。
遊びは自分で作り出せる。仕事は自分で作り出せる。生きがいは自分で作り出せる。身の回りにあるもので。発想さえ変われば。
…と信じて日々、活動していきたいと思います。
この面白さを日本全国に伝えたい!!!
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