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わからないことがあるほうが世界は楽しいの?
日本人の大半は無宗教だ。これは世界的にはとても珍しいこと。世界中の人のほとんどは宗教を信仰していて、わたしたち日本人は一度海外へ出れば、その国や人々の宗教や習慣に合わせて行動しなければならない。
でも別にそれが、どうとかではなくて。
ただ、神様がいる、ってどういう気持ちなんだろう、とただ純粋に不思議に思っている。神様って、どんな存在なんだろう、って。信じるものがあることで、生き方は大きく変わるのだろうから。
今日行った寺院で、神様(ちゃんと名前がわからない、ごめんなさい)に手を合わせている人がいた。
語弊がないように言っておくけれど、差別しているとか、馬鹿にしているとか、そんなことは一切ない。わたしにはおそらく一生、ご先祖様以外に心から手を合わせることがないと思うから、彼らがそのときに何を思うのか、単純に不思議なんだ。
何かを、願うのだろうか。日々の感謝を伝えるのだろうか。そもそも、願うと祈るって、なにが違うの?
他にも、聞きたいことがあるんだ。
女性の神様がいるのに、女性軽視がなくならないこと。神様ですら神話の中で戦いをしているのだから、人間が戦争をやめられないのは仕方ないんじゃないかとか。
そんな簡単に片付けられる話じゃないことはわかってるんだけど。わたしはそれらの知識が豊富ではないので、間違っていたら申し訳ないのだけど。
海外に行くと、いつも思う。宗教に触れるたび、わからなくなる。だからこの文章に、綺麗な終わりなどない。
ただひとつ、言い訳がましく言っておくとしたら、さ。
わからないことがあるくらいのほうが、世界は楽しいのかな。そういうことに、しておこうか。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ