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自分なりの「正解」を見つける

「大学生のうちにやっておくべき20のコト」
「成功者がやっている7つの習慣」...

ネットや本を開けばそういった類のものがたくさん溢れているような気がする。私が大学生になりたての頃は、こういった本をよく読んでいた。

学校でいい成績を取る、部活で結果を残す、第一志望に合格する

高校までは分かりやすいゴールがあって、そこにひたすら走ることが「正解」だと思って疑わなかった。目標に向かって、無駄なものは省き、効率的に物事を進めたらなんでもうまくいく、そう思っていた。

ただ、大学生に入った途端、その「正解」がわからなくなった。

FBやTwitterを開けば、留学に、バックパックで世界一周、起業に、国際交流、、たくさんの正解が溢れすぎている。

そのわからなくなった正解を埋めるかのように、「やるべきコト」「読むべき本」の情報を求め、成功してそうな大人に会っては、「何をしたらいいですか?」と聞いていた。その度に、異なるやったほうがいいことを教えられた。

今なら、それらの行動、質問がナンセンスだとわかる。

人それぞれにストーリーがあり、その人にとっての正解と私にとっての正解は違うのだ。

そのことは、薄々頭ではわかっていたけれど、心で理解するまでには時間がかかった。いや、今でもまだまだ道半ばで、たまに立ち止まって、そのことを思い出しながら進んでいくんだろうと思う。

グーグル先生に聞けば大抵のことはわかる便利な時代だけれど、自分の取扱説明書はどこにも載っていない。

どんな時に気分が上がって、どんな時に落ち込むのか
どういった人といたいのか
休日はどう過ごしたいのか
どういった仕事をしたいのか

こういったことは全部自分でカスタマイズされていくものであって、外の世界に自分の正解を委ねるのはなんか違う。

きっと自分のことをわかったと思ったら、わからなくなって、また自分の取り扱い方を習得しては、また更新して、、、と終わりがなく続いていくんだろうな。

これからも、誰でもない自分にとっての正解を求める旅を楽しみながら続けていきたい。




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