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改めて自分にとっての幸せを考えてみる

「自分にとっての幸せってなんだろう?」
「自分が大事にしているものって何かな?」

ここ最近考えているテーマである。

家で1人で過ごすようになって、早2ヶ月。何もする気がおきない無気力の状態から、コロナ関連のニュースを調べまくって不安になっていた時期、家の時間をめいっぱい楽しもうと映画を見まくったり、料理をしたりして一時的な「おうち時間」を楽しんでいた時期を経て、これは短期的に家で過ごしましょうということじゃなく、これからのライフスタイル自体が大きく変わるきっかけになるのかな、という風に感じ始めている。

そんな中で、改めて自分にとっての幸せのカタチってなんだろう?これからどんな生活を送っていきたいんだろう?ということをより考えるようになった。

ここ最近、家で過ごす中で、自然に思い出されるあの時、幸せだったな〜。と思う瞬間の中に自分にとっての幸せのヒントが隠れているのでは?と思い、その要素を書きながら、「幸せと感じるポイント」そして、「今の生活に取り入れられそうなこと」を考えてみたい。

ここから先は、自分にとっての幸せを考えるための整理になるので、暇つぶしに付き合ってもいいよ、という方は読んでくれたら嬉しいし、読んでくれている人の誰か1人でも自分にとっての幸せとは?を考えるきっかけになったら嬉しいです。

それでは早速、振り返りスタート。

幸せ要素1 :自然が常にそばにある

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幸福感が高かったオーストラリアでの留学中やたまに帰省する奄美、そしてひとり旅でいく旅先。このどれにも共通しているのは、自然が近くにあるということ。朝起きて、ビーサンをはいて歩いて5分のビーチに出かけて、裸足で砂浜を散歩したり、サーフィンを楽しんだり、海をぼーっと眺めながら釣竿をたらしたり、寝っ転がって満点の星空を眺めたり、森の中を色んな生き物の音に耳をすませながら歩いたり、そんな時間が私にとっては幸せ。

今は、旅行にも行けないし、帰省もできない。なので、最近家の中にお花を飾って、毎日水替えすることが少しでも自然と触れ合うきっかけになっている。でも、コロナが収束したら、自然に囲まれたところで暮らしたいかも。

幸せ要素2 :多様性のある仲間がいる

これはオーストラリアに留学しているときに一番感じたこと。それまで小中高、そして大学とある程度決まったコミュニティの中で生きてきて、なんとなくこうするのが正解、というのを自分の中で作っていた。でもオーストラリアにいた時は、学校にいる人の年齢も、国籍も、職種も、セクシュアリティもばらばら。そんな中で、これが正解っていうのは一切なくて、それぞれが自分にとってぴったりの答えを持っていたように思う。人と比較したり、周りからの評価を気にして努力したりするのではなく、自分の内側にある好きにしたがって生きるのは幸福感が高かった。

帰国して2年くらいは、自分にあった答えを持てていた気がするけれど、最近は周りの正解を気にして、息苦しくなってきたのを感じているので、会社以外のコミュニティにも所属してみる。最近、今興味があるライティングとヨガに関するコミュニティに入ってみた。

幸せ要素3 :自然体でいられること

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要素2とも少し重なる部分があるけれど、自分が自分本来の姿でいるってシンプルなようで難しい。20歳くらいまで(今もたまにあるけど)、周りと比べて、自分には何かが足りない、まだ不十分だと感じて、焦りや不安から努力することが多かった。焦りや不安から努力すると一時的にはパワーが出るけど、燃え尽きてしまうのも結構早い。そして、何より幸せだと感じたことはほとんどなかった。でも、オーストラリアにいた時、とにかく褒める文化があったおかげで、少しずつ自分は自分のままでもいいんだって思えるようになった。自分の良いところも悪いところも受け入れた上で、自分と一緒に成長していこうと思えるようになってから、心の中がだいぶ穏やかになったし、周りの人のことも、ジャッジすることなく、そのままを受け入れられるようになった気がしている(まだまだ練習中だけれど)。

自然体でいるためには、自分のことをよく知ること、そして周りにも自分を知ってもらうことが大事だと感じている。そのために、自分の内側と対話できるもの(ヨガ・瞑想・ジャーナリングなど)の継続、そして、自分の気持ちをしっかりと言葉にして伝えるということを意識したい。あと、周りの人の良いところに気づいたら、素直に伝える。

幸せ要素4 :新しいモノに触れること

私のエネルギー源は、自然と旅なんだけれど、なんで旅なんだろう?と考えた時に、自分の今まで知らなかった景色・人・文化などに触れられるからだと思う。自分の知らなかった世界を知ることで、自分の日常への気づきが増えたりするし、旅を通して、知らなかった自分の一面を知れるのも楽しい。そうやって振り返ってみると、昔から勉強は好きだった。テストで良い点数を取りたいからというよりは、知らなかったことを知る、新しい気づきを得るということが好きだからかもしれない。旅で訪れた場所で、あっ、ここ昔、地理の教科書で出てきた地形だ! とか、重曹を入れてパンケーキが膨らむと、あっ!理科の実験でやったやつ! とか、どこかで仕入れた知識と経験がつながる瞬間がとても楽しい。

旅はしばらく行けなさそうだけれど、新しい気づきや発見は日常の中にたくさん転がっているので、たとえ家の中でも好奇心スイッチ全開で過ごしたい。あとはインプットだけでなく、アウトプットを増やすことで、新しい気づきが得られそう。

幸せ要素5: 人とのつながり

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自分に余裕がなくなると、私の場合、今は時間がないとか忙しいなど理由をつけて人との関わりを減らしてしまうクセがある。でもオーストラリアのホストマザーのおかげでだいぶ人とのつながりを大事にできるようになった。ホストマザーは、とても友人や家族を大事にする人で、毎日いつも誰かがおうちに遊びにくる、そんな家庭だった。数時間、ただただお酒を飲んで、踊っているときもあるし、友達の深刻な相談に乗っているときもあった。最初は何もせずに数時間も経ってしまった、などと罪悪感を感じていたのだけれど、どんなハードな日常があっても素敵な友人たちに囲まれて幸せに暮らしているホストマザーを見ていると、幸せって、ビール片手に気の合う仲間たちとくだらないことも悲しいことも語り合うことなのでは?という気になっていった。それから、学校の友達とビーチでお菓子を食べながら話したり、BBQしてみたり、自転車で出かけてみたりとそんな時間を大切にできるようになった。その時の友人とは3年経った今でもたまに連絡を取り合うし、旅先でもできるだけ現地の人と話すようにしていて、そのとき知り合った人ともたまに連絡している。これまで作ってきたゆるいつながりをこれからも大事にしたい。

こんな時期だからこそ、久しぶりに友人に連絡してみたりしている。テレビ電話しようよ、というハードルが下がって、距離がかえって縮まったように感じる。いつか、また再会したいと思っていたけれど、コロナが収束したら、できるだけ早く会いに行ける計画を立てよう。

こんな感じで、心の中をツラツラと書いてみた。書いてみた感想としては、改めて文字にして書くことで、頭の中がスッキリしたし、自分にとっての幸せ、大事なものがわかると、よりシンプルに生きれる気がする。

これからも、「自然」「多様性」「自然体」「好奇心」「人とのつながり」を大事にしながら暮らしていけたら幸せだな〜。おわり。



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なっちゃん
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