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沖縄でサウナと中野BC

今日から本部。サブスクの宿名は「沖縄本部」。なぜこんなところに沖縄の本部(ほんぶ)があるのかしらと不思議に思っていたら地名の本部(もとぶ)だった。

レンタカー屋まで送りますよと車を貸してくれた女の子が言ってくれて、ご好意に甘える。時間までおうちで仕事をしていたらお茶とチョコまで出してくれた。本当に良い子。

料理上手な女の子が泊まっている瀬底島のゲストハウスにテントサウナがあるとのことで、夕方からサウナへ。お料理上手な子はバスタオルを貸してくれ、車を貸してくれた子は濡れてもいいショートパンツも貸してくれた。何から何までありがとうございます……!

テントサウナはロウリュもあり、なかなかの高温。水シャワーと、ゲストハウスの屋上にはプールもある。気を抜くとすぐ寒くなるけど、風もあってめちゃくちゃ気持ちよかった。

テント自体は1分くらいで組み立てられるらしい

テントサウナ運営とゲストハウスは別で、テントサウナの人たちはテントサウナとともに日本各地を回っているそう。スポンサーもついており、そのうちの一つがなんと中野BC。わたしが初めて取材した女性が働いていた会社。和歌山に引き続き、沖縄でも中野BCに遭遇するとは。

梅シロップをポカリで割るらしい(今日は炭酸)

わたしが中野BCの研究開発職の方を取材したのは10年ほど前で、当時はアロマオイルを開発中と言っていた。そしてそのアロマオイルをテントサウナの方々が使っているそう。ものすごく感慨深い。取材した彼女はまだ中野BCにいるんだろうか。アポ取って会いに行こうかな。

ただ、記事を読み返したら企画自体も中身の表現もなかなか危うい。10年で世の中は変わったのだと実感する。今となってはおおっぴらにシェアはしにくい。炎上ポイントがたくさん。

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サウナ後、目をつぶって椅子でぼんやりしている中、シンギングボウルなるものを鳴らしてもらった。おそらく顔の周りを移動させながら音を出していて、ボヤ〜ンと不思議な音が近づくと顔がビリビリする。周波数が強いのだろうか。新感覚。

ふちを強めにこするとだんだん音が鳴る

サウナ内でサウナ後は中華が食べたくなるとオーナーさんに話したら「今日は麻婆豆腐」とのこと。いいな〜と言っていたからか、帰ろうとしたら「サ飯食べてけば?」とお誘いいただき、夕飯のご相伴にあずかる。麻婆豆腐にはホルモンが入っていておいしかった。

野良らしい
乱入

夕飯後、アイルランド生まれオーストラリア育ちの方と話す。阿佐ヶ谷に長く住んでいて、中央大学法学部の英語教師をやっていた人。わたしは荻窪出身で中央大学法学部卒。別の男の子は高円寺で、まさかの地元の地名が頻出。こんなところで出身中学の名前を聞くと思わなかった。

オーストラリア育ちの人は瞑想好きで、ヴィパッサナー瞑想の話を聞く。ヴィパッサナー瞑想協会なるものが世界中にあり、10日間の期間中、No cellphone, No books, No talking, No writingでひたすら瞑想をするらしい。

ノーブックスか〜と難色を示したら「You can read yourself」とのこと。なんでも突然10歳の頃の出来事を思い出したりするらしい。ちょっと面白そうだし、単純に10日間誰とも連絡を取らず、話さず、何も読まないという体験自体に興味がある。

車を貸してくれた子はちょうどヴィパッサナー瞑想に興味があったらしく、3月あたり一緒に行こうかと話す。動いていれば思わぬことが起きるなとしみじみ。

帰宅後、お借りしたショートパンツを返し忘れたことに気づく。また会う口実ができてしまった。わたしはあざとい女みたいなことをときどき素でやってしまう。

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