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大阪の日本一の銭湯でやりたい放題

今日から大阪へ。前回の放浪からわずか1週間なのに、今回は秋冬の荷物。季節の変わり目の長期旅は服のチョイスが難しい。

大阪の宿はバックパッカー向けのゲストハウス。オーストラリアでこういう感じの宿に泊まったなと懐かしい気持ちに。薄暗くて小汚い感じが郷愁を誘う。それでもオーストラリアの最低なバッパーに比べればめちゃくちゃきれい。

初めてのエリアで、飲み屋はどこも常連だらけな雰囲気。入ったお店は「奇抜ではない、大阪の普通のおばちゃん」と聞いてイメージするままの女性3人が切り盛りしていた。一人はニルヴァーナのTシャツを着ていた。

大阪で何したらいいか尋ねたら、親指を立てるジェスチャーと、酒を飲むジェスチャーとともに「どっち?」と聞かれる。なぜその2択なんだ。酒の方を選んでしまったが、親指のおすすめはなんだったんだろう。

おばちゃんたちにはよくしていただいたが今ひとつしっくりこず、早々に切り上げ近所の銭湯へ。

銭湯価格なのにスーパー銭湯並みのお風呂の充実度。かなり広いのに人は少なく、20人くらい入れそうなサウナにはわずか3人。都心の銭湯は小さい上に人が多くサウナ待ちの列ができることもあるので大変ありがたい。

露天風呂には寝そべれる台もあり、人がいなかったのをいいことにひっくり返って足をあげたり抱えたり広げたりとやりたい放題。解放感を満喫した。

露天風呂には薬湯まであった。わたしは薬湯を愛している。薬湯からは月がきれいに見えた。「日本一の銭湯」と冠されているだけあってとてもよいお風呂。ごはんどころのうどんもおいしそうだった。

海外と比べて、日本は銭湯に行く選択肢があるのがとても良い。シドニーのバッパーのシャワーブースは引くほど汚かった。

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