見出し画像

2023年3月最終週の日記

2023/03/27

予約していた骨格やらなんやらを診断して似合う眼鏡探しを手伝ってくれるカウンセリングへ行くも、お姉さんに熱意を感じず早々にお店を出る。似合うと言われた眼鏡はおおむね自分がしっくり来ると思っていた形と色と一致していたので、それだけ確認できればよし。

続けて予約していた下着のカウンセリングへ。あらゆる肉をかき集め絶対に下着から逃すまいというお姉さんの熱意と衝撃のビフォーアフターに胸を打たれ、ごっそりお買い上げ。女を真面目にやるには金がかかる。

夜、昨日行った美容院のアカウントからお礼のLINEが来る。明らかに定型文ではない文面に感動してしまう。プロとしての仕事をまっとうしようとする人への信頼。

立て続けに美容院とカウンセリングを予約したことを一周忌の帰り道妹に話したら「夏海、春の似合わせに挑戦」とサザエさんみたいなタイトルを付けられた。結果は二勝一敗。

わたしのことが大好きないとこのお子さんから突然LINEが来る。最近母のおさがりでスマホをもらったらしい。世界一平和なLINE。

小学生とLINEするのは初めて。書面のやり取りと違って文面から年齢が想像できないのが不思議。フラットにやりとりできる良さがある反面、危うさも感じる。

2023/03/28

エゴンシーレ展へ。芸術家の人生は幸せなんだろうか。

サインの入れ方がかっこいい

上野公園は桜が満開。人がたくさんいて、「満開の桜の木の下に立つと、誰でもバカに見える」という好きな一文を思い出す。バカは意地悪だけど、少なくとも能天気に見える。きっと深刻な人は桜の木の下に立たない。

Creepy Nutsのオールナイトニッポンが終わってしまった。先週で壇蜜の耳蜜も終わってしまい、今春好きなラジオ番組を二つ失う。

実家に沖縄土産のもずくをプレゼントしたら、もずくスープの写真が送られてきた。もずくを切れずに入れたら麺みたいになったというので「からまっちゃう」と送ったら「からまないよ!スープに守られてるから!」と返信が来る。妙に印象に残る一文。

ヨドバシのポイントでシャワーヘッドを買う。女を真面目にやると金がかかる。

2023/03/29

新卒で入った会社の先輩と飲む。辞めてから仲良くなって、コロナ禍でお店がやってなかった頃はうちに来て2時近くまで飲んだこともある。不思議な関係。

彼女は6歳上で昔はずいぶん大人の先輩だと思っていたけど、36歳になった今の6歳差はもはや誤差。年上の人との年齢差の感覚が小さくなっていくのは歳を重ねてよかったことの一つ。

実は……の話を通じてまた一つ距離が縮まった気がするが、ちょこちょこ内容を覚えていない。

2023/03/30

二日酔い。どうにかパーソナルトレーニングに行き、トレーナーの父の手作りわさび漬けをいただく。嫌いなのになぜか送ってくるとのことで、まわりまわって見ず知らずのわたしの元へ。

ためしにホタルイカとスナップエンドウをわさび漬けで和えてみたら大人の味。良い。

お友だちから「グッとくるなと思って最後まで読んだらなっちゃんが書いた記事だった」と連絡が来る。めちゃくちゃうれしい。噛み締めて生きていく。

2023/03/31

仲良しのライター友だちと飲みに行く。桜シーズンの中目黒は人がいっぱい。意図せず目黒川沿いを歩き回り、桜祭りをのぞき見る。社会科見学。

2軒はしごし、最終的に深夜のバス停のベンチで缶チューハイを飲み、寒くなって解散。楽しかったけど、何話したかほとんど覚えていない。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?