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沖縄の飲み屋で情報収集
野外で寝ていて仕事の打ち合わせに寝坊する夢を見て起きたら、一瞬自分が今どこにいるのかわからなくなった。
時刻は4時。1時間たっても眠れず、諦めて本を読んだり動画を見たり。結局7時過ぎに眠くなり2時間寝る。起きる時間が固定されないフリーランスで本当によかった。
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午前中に2件の打ち合わせを終え、夕方の取材までお出かけ。崖に行こうと思ったけど、曇天時に崖でたたずんだらそれはもう訳ありの人。自分も暗くなりそうだし周りの人も不安な気持ちになるだろうからやめてマングローブを散策。
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こんな感じの場所がMOTHER2にあった。ゲップーがいるところ。ブタの鼻でマジックトリュフが見つかる場所。
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マングローブは満潮。方々で水面を飛び跳ねたり木々をざわめかしたりする何かしらの音が聞こえるものの姿は見えず。波紋までは確認するも実体はわからずじまい。こういう時に都会育ちだなぁと情けなく思う。
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唯一見かけたのは体がずっとおきあがりこぼしよように揺れている小さな鳥。落ち着きのない寿命が短そうな鳥だった。
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夜は飲みに出る。家守さんから教わったせんべろのお店のお会計は660円。もはやせんべろですらない。
2軒目は泡盛がたくさんあるお店で、「これとこれ飲んだことあるんですけど他に何飲んだらいいですかね?」と聞いたら矢継ぎ早に瓶を出してくれて少しおもしろくなってしまった。
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地元の泡盛にウイスキーみたいな泡盛、生産が終わってしまったクセ強泡盛などいただく。
若い子も泡盛飲むんだろうかと思って聞いてみたら、泡盛は安いから若い人が無理して飲むうちにおいしさを知るお酒だそう。東京の若者が強がってビール飲むうちに好きになるのと同じ。
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車がない若い子はどこにデートへ行くのか尋ねたら浜辺とのこと。何するのか聞いたら「ただ佇む」との回答で「すてき〜!」と大きな声を出してしまった。
沖縄っぽいものが食べたいと言ったらマース煮を勧められ、通常サイズは大きいからと切り身で作ってくれた。一人だと食べられる量が限られるのでこういう心遣いは心底嬉しい。煮魚よりさっぱりしていて日常的に食べられそう。家でも作ろう。
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年始だし急に寒くなったしで今日はたまたま暇だったらしく、たくさんお相手いただく。店主らしきお兄さんは名護出身で西東京で10年ほど修行したそう。初めて湘南の色の濃い砂浜を見たときは大層驚いたそうな。
おすすめのランチスポットや近隣の好きなスポットなどたくさん教えていただきありがたい限り。昨日沖縄出身者から沖縄の難しい話を聞いて少し構えてしまっていたが、今日でずいぶん和らいだ。
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