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2023年5月3週目の日記

2023/05/14

まつげパーマへ行くついでにカフェでも行こうと思いきや、さすが休日人が多い。おやつにぶどうを買って早々に帰宅。

先日お友達からお借りしたエスキモーの本を読む。家族的な集団で生活するエスキモーは食糧やタバコをみんなで分かち合うなどギブアンドテイクの精神が根底にある原始共産制と言われているが、その精神はギブアンドテイクではなく見栄や虚勢からくるものなのではという話がおもしろかった。

表面的に見えているものから想像することと実態は異なることがある。それを体感したのがセブの語学学校に通っていた時。

フィリピンはアジアの中でトップクラスに男女平等と聞いていた。2022年のジェンダーギャップ指数でも世界19位と、アジアで最も男女格差がない国とされている。(ちなみに日本は116位で先進国最低レベル)

実際に語学学校の先生は女性が多く、女性が活躍している印象もあったが、現地で4カ月暮らした感想は「男が働いていないだけでは?」だった。平日の昼間に軒先でダラダラしている男性がたくさん。フィリピンの女性は明るくて面倒見の良い働き者だった。

本はカナダ・エスキモーと生活を共にした著者のルポ。小説「アラスカ物語」でエスキモー住宅の悪臭の話があったが、予想以上の環境にぞわぞわ。

カリブーを解体する話の途中に「カリブーの腸をうどんのようにずるずる食べる」というキャプションが付いた写真があり、衝撃を受ける。真似して食べた著者いわく「フンのにおいがする」らしい。そりゃそうだし、よく食べた。エスキモーのあいさつは「できるだけ嬉しそうに笑い続けること」というのがとても良い。ニコニコ。

昨日大量に作ったミートソースを餃子の皮で包む。血濡れの餃子。またの名をラビオリ。

ついでにたまごとニラの餃子も作る。お世話になっている会社で中国人の子が作ってくれておいしかったので真似。わたしの特技は餃子を上手に包むこと。

包み方いろいろ
焼きが足りない

2023/05/15

沖縄のドジっ子に撮影をお願いした案件が公開されていた。クレジットに名前が並んでいるのがなんとなくうれしい。

先日たくさん作ったミートソースに水とカレールウと麺つゆを足し、昼はカレーうどんにする。夜は昨日の餃子が楽しくておいしかったので、今日は豆腐とツナをベースに餃子を作る。

少し余った餃子の皮に、同じく少し余っていたミートソースを包む。ミートソースは万能。餃子にもカレーにもなる。ミートソースはまだあと5人前は残っている。

2023/05/16

仕事を通じて仲良くなった飲み友達との約束に1時間近く遅刻してしまい、少し落ち込む。楽しく生きるために仕事をしているのに、仕事が理由で楽しい予定に遅れてしまうだなんて。仕事は好きだし決してないがしろにするわけではないけれど、仕事色の強い仕事の優先順位は低くありたい。

飲み友達はストレングスファインダーの認定資格を持っていて、改めて話を聞いてみるとなかなか面白そう。

わたしは人の話を聴く仕事をしていて、それが楽しいし向いている気もするから、その方向性で別のこともできないかなとうっすら考え、1on1サービスで聴き役をやってみたことがある。結果、なんか違った。相手を理解したい欲に基づいて話を聴いているから、そこから離れると興味が持てない。

ストレングスファインダーは自己理解を深めるツールであり、認定資格を持った人はその結果を基に相手の自己理解を深める手伝いをするわけで、割と自分の欲求とも合いそうな気がする。今後の人生の選択肢として頭の片隅に置いておく。

話の流れで「今の天野さんにはこの酒です」と飲み友達が日本酒を選んでくれた。わたしに二兎を追うほどのバイタリティはない気がする。たぶん、標準装備のエネルギー量が少ない。

2023/05/17

仕事で豊洲へ。ららぽーとの海沿いのエリアには寝そべって日焼けをしようとしている人が複数いた。豊洲ってこんな街なのか。

ご一緒したカメラマンさんはこのnoteを朝タバコを吸いながら読んでくれているらしく、先日書いた仕事の愚痴めいた日記について「わかるわ〜」と好意的に読んでくれたようでうれしかった。フリーランスは他の人の働き方が見えない分、仕事の愚痴ですら誰かの参考になったり励みになったりするのだと再確認。

ららぽーとで通りがかりに見たワンピースを手に取ったら店員さんがとても良い感じで話しかけてくださり、あまりの感じの良さにうっかり買ってしまった。お昼ごはんを食べたお店の店員さんも感じが良かった。ららぽーとはすごいのかもしれない。

公開された担当記事を見て、「タイトルいいじゃん、編集部の子が直してくれたのかな」と思い提出した原稿を見直したら自分がつけたタイトルだった。こういうのも自画自賛というのだろうか。

夜は母と妹と南アフリカから一時帰国中の両親の友人ご夫婦の妻の4人で新大久保。タッカンマリを食べに行く。

冷凍の豚の頭2500円

南アフリカの彼女は可愛い柄のピンクのワンピースを着ていて、好奇心旺盛で、下戸だからジョッキで提供されたとうもろこし茶に「お酒飲んでるみたい!」と大喜びしていた。母より年上だけど、少女のようなピュアさがあって本当に本当にかわいい人。

豚のハンス

帰り道には小さなねずみ。すぐにでも踏まれそうで、足でちょいちょいしても全然動いてくれず、踏まれるところは見たくないので早々に立ち去る。都会のねずみは生きるのが大変。選ぶなら絶対に田舎のねずみ。

そういえば子どもの頃、ディズニーの田舎のねずみの短編アニメが好きだった。酔っ払った田舎のねずみは楽しそうで、それを見ている都会のねずみはヒヤヒヤしていて、子ども心にリスクをとって良い暮らしをするより呑気にほどほどの生活をする方が幸せそうだなと思った気がする。

都会のねずみ

帰りは妹と新宿まで歩く。噂の歌舞伎町タワーにはDJブースがあり、爆音で音楽が流れていた。ネオンはギラギラで人は多くてやかましく早々に退散。ちっとも好きじゃない。

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