2024年3月初旬の日記
2024/03/01
二日酔いにより予定の全てをキャンセルして家にこもる。そんな日もある。締めの豆ごはんではカバーしきれない酒量であった。
2024/03/02
10時ごろ寝つき、0時半に起きる。久々の絶望。どうにかもう一眠りし、朝。今日は初めての人間ドック。
鼻から胃カメラを入れる。わたしは人がお腹を下すノリで吐いてしまうタイプなので心配だったが、一度もえずくことなくフィニッシュ。とはいえ不快で、入れ始めは「もうやめてください!」とギブアップしそうになった。
映像を見たかったけど、見ると体内のカメラや管をリアルに想像できてしまいそうで、そうなると不快度が増す気がして終始目を瞑る。
あとで見せてもらった画像の胃はピンクでつやつやでとてもきれいだった。食道はやや逆流性食道炎気味。
病院も帰り道もとにかく寒い。人は食べないと冷える。これぞ真理。
うちに忘れ物を取りに来た人がちょっと良いちくわをくれた。右は紀文のちくわくらいおいしくて、左は紀文よりおいしいかもしれない。
2024/03/03
近所の探索を強化中なので、長谷川町子記念館へ行く。予定のバスを逃し20分待つはずが、10分後に目当てのバスが来た。東京は不思議な街。
焼き鳥を買って帰り、早めの晩酌。録画してあった金曜ロードショーの「千と千尋の神隠し」を見る。
「元気が出る魔法をかけた」とハクから手渡されたおにぎりを食べ、千尋はボロボロ泣く。おにぎりを食べる前までの千尋は泣く元気もなかったことに初めて気付いた。元気が出たからこそ、千尋はわんわん泣けたのだと思う。
2024/03/04
半年ぶりにお仕事仲間と飲みに行く。お仕事仲間というか、もはや飲み友達。
彼は穏やかな人で、怒り狂っている絵が浮かばない。本人いわく、人に期待をしていないからだと言う。
わたしは自分を正しく理解してほしいという点においてとても人に期待をしてしまう。だから誤解されることが許せずぷりぷりすることもあるが、彼はそこへの期待もなく、どう思われてもいいらしい。
藤井聡太と大谷翔平はどちらも各界の100年に一度の逸材という意味で同じくらいすごいらしい。ただ、野球はエンタメであり商業だからマスコミも華やかな取り上げ方をするし、その分ミーハーなファンもたくさん。一方将棋は商業とは異なり、超天才が集う高尚なイメージが強いこともあってキャーキャー騒ぎ立てることはしない。
将棋ファンは箱推しで棋士みんなのことが好き。ゆえにファンは将棋の世界を温かい目で見ており、それはそれは平和でほんわかしているそう。
2024/03/05
ついに傘を買い、半年ほどの傘なし生活に終止符を打った。
婦人科に検診結果を聞きに行き、いつもとは違う部屋に通される。これは何か良からぬものがあったか……という悪い予感は当たり、やはり再検査。28歳ごろに同じ再検査を受けたことがあり、またか……と一気に憂鬱な気持ち。(一応再検査、くらいの感じなのでご心配なく)
検査は何事もなく終わったが、前回の再検査の婦人科医の対応が最悪で大泣きして帰った記憶が蘇り、パンツを履きながらめそめそしてしまった。
今の先生はとても丁寧で素晴らしいのに、最悪の婦人科医のせいでとんだトラウマを植え付けられてしまった。たった一回の処置が患者にこれだけ影響を与えるのであり、わたしも取材対象者には真摯に接しなければいけない。
先日の胃カメラでも思ったが、内臓をいじられるのは本当に不快。痛いとか、そういうことではなく、とにかく不快。不快という言葉が最も当てはまるシチュエーションだと思う。
ワカメの缶バッジの扱いに困り、なんとなくカーテンに付けた。かわいいけど、虫と見間違える。
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