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12月中旬の日記

2023/12/11

仕事に余裕があるのでのんびり過ごす。今年も12月後半が忙しくなりそうな気配があるので休めるうちに休もうと開き直ってファイナルファンタジー4の続きを始めるも、心のどこかに焦燥感がある。こういうのはメンタルの調子が良くない証拠である。寒いと心が弱くなる。

ファイナルファンタジー4のストーリーがだいぶ暗いので、それも影響しているかもしれない。仲間になったメンバーが戦闘ではなく、ストーリー上でバタバタ死んだり石化したりする。メンバーの大事な人たちもどんどん殺されたり魔物にされたりする。

2023/12/12

小雨に濡れながら駅へ行き、コンビニで用事を済ませ、時間通りの電車に乗れたと思ったら逆方面。慌てて次の駅で降り、電車を乗り直した結果、電車遅延の影響でほぼ予定通り着いた。東京は不思議な街。

いちょう並木は数日前まで落ち葉がきれいだったが、雨に濡れた今日は街ゆく人に踏まれ、ズルズルで汚い。

年1の大きめのオンラインイベントを無事終える。フリーランスになってすぐいただいたお仕事で、もう7年目。関わるみんなが良い人で、無所属のフリーランスにとって安心感を持って長期的に一つのプロジェクトに携われるというのはありがたいこと。

メリークリスマス!で解散し、そういえばそんな季節だわとハッとする。自分がクリスマスに無頓着であることを再確認。

2023/12/13

15時から新卒同期と飲む。前におすすめしてもらったアニメを見たと伝えたら「何それ?」と言われる。わたしは誰におすすめされたのだろうか。

4軒はしごし、解散したのはどうやら22時半ごろ。4軒目の途中から記憶がない。

2023/12/14

二日酔いによりランチの予定をリスケする。情けない。

昨夜の記憶はないけど、化粧は落ちているし髪の毛は寝癖ですごいことになっているので、どうやらシャワーは浴びたらしい。洗面所に行ってみると床にドライヤーが落ちており、お風呂の水道は出しっぱなしで水が細く流れ続けていた。

鏡を見たら頬が赤く、よく見たらすり傷だった。膝にもあざがあるが、転んだにしては外傷が少ないことから壁にぶつかったのだと思われる。比喩ではなく、文字通りの壁に。

ここまで記憶飛んだのは久しぶり。20代の頃は酔っ払って記憶がなくなった翌日、部屋や自分の様子から覚えていない間に起きたであろう出来事を推理することを面白がれていたけど、最近は怖くなってきた。これが若くないということ。

結局ずっと具合が悪く、時が過ぎゆくのをただただ待つだけの1日を過ごす。昨日の友人から「たぶん5軒目行ったよね?」と連絡が来る。彼もまた記憶がないらしいので真相は闇の中。

2023/12/15

胃が痛い。まだ二日前の痛飲のダメージが残っている。

パーソナルトレーニングの帰りに世田谷のボロ市を覗きに行く。きれいな色の茶碗を買い、中国のおやき的なものを食べ、「はっさく」と書かれたお店に行ったら「ほうさく」という豆屋だった。当然はっさくは売っていない。

ファイナルファンタジー4、終盤で敵が実は主人公の兄であることが発覚し、主人公や仲間たちがオロオロしたり葛藤したりする。しかし初対面かつこれまで存在も知らなかった兄に対して「兄さん……!」なんていきなり思うものなのだろうか。

仲良くなっていった先に兄として親しむことがあるのはわかるけど、大人になって突然現れた血縁者はその時点では他人ではなかろうか。そう思うわたしは冷たいのだろうか。

2023/12/16

早朝に目覚めてしまい、評判が良さそうな気配を感じていたのでなんとなくNetflixで「幽遊白書」を見る。思ったより面白く、だんだん北村匠海が幽助に見えてきた。その他のキャラクターはまだ違和感が残るが、見続ければ解消されるのだろうか。

ファイナルファンタジー4をクリアする。死んだと思っていたキャラクターはおじいさん魔導士以外生きていて、みんなで祈ったり祝福したりと最後は大円団。

毎年恒例の忘年会に行く。わたしが大学1年生の頃から同じ4人でやっている忘年会で、もう19回目の開催。その間に4人のうち二人が結婚して夫婦となり、今年は二人の新居にお邪魔する。

忘年会らしく今年を振り返る中で「今年一番笑った出来事は?」と聞かれ、よく思い返した結果、男性器みたいな膝の写真で泣くほど笑ったのがナンバーワンだったと気付く。忘れているだけで、他にも何かあったと信じたい。

わたしともう一人の先輩は同じ方面なので、タクシーに乗っても割り勘にすれば一人3000〜4000円で帰れるのではという話になり、タクシーで帰ることにする。途中でコンビニに寄ってもらい、ビールを飲みながらのんびり帰ったところ、タクシー代は12800円と予想の倍だった。

思わぬ出費となったが、運転手さんが楽しい人だったのでこれもまた思い出。われわれの行き先は運転手さんの区域外なので、帰りは区域内に戻る人を頑張って探して載せなければならないらしく、ご迷惑だったかしらと思いきや「これだけ長距離ですから何の不満もありません!」とのこと。

運転手さんはバツイチで、今は新しく彼女ができて幸せに暮らしているそうな。他にもいろいろ聞いたはずだけどすっかり忘れてしまった。陽気な人だった。

2023/12/17

喉カラカラで6時に目覚め、水を飲み干して再び寝て、10時前に起床。ぼんやりと二日酔い。最後のビールが余計だった。

録画しておいた「PRODUCE 101 JAPAN」の最終回を見る。明るい子の家族は同じく明るいんだなと妙な納得感があった。

推していた子たちがみんなデビューできてよかったけど、ダメだった子たちが最後に円陣組んでいるのを見て切なくなってしまった。本番組を見るのは今回が初めてだったが、なかなかむごい番組であり、楽しみに視聴した一方で罪悪感のような気持ちもある。頑張っている女の子たちには何の罪もないけど、悪趣味ではあるという自覚は持っておきたい。

何はともあれ、1位でデビューした笠原桃奈さんは最後まで最高だった。番組を通して終始一人だけ面構えが違った。

2023/12/18

寒くて布団から出られず、おまけに異様に眠く、予定の2時間後に起きる。閑散期のフリーランスバンザイ。

あくびをしながら歩いていたら、すれ違った自転車の男がニヤニヤこちらを見つめながら「わ〜!ねむぅ〜〜い!!」と言ってきた。割とにぶい方だけど、さすがにバカにされていることはわかった。

長年やってみたいと思っていたことをやってみようと小型二輪の教習所に申し込み、今日は初の技能実習。結構こわい。

シミュレーター教習でブレーキの練習をする。80キロからブレーキをかける練習で「気をつけてブレーキかけてください」と言われ、慎重にブレーキをかけるも停車位置は予期せず砂利道で転倒。「こんなスピードで砂利道に突っ込んだらどれだけブレーキ操作が上手でもまず転びます」という説明だったが、80キロは指定のスピードだし、そもそも砂利道なことも知らなかったし、どこか腑に落ちない。

その後も「道の先にいるおじさんが旗を上げたらブレーキを掛けてください」と言われるも、見えてきたおじさんは最初から旗を上げている。なんだこれは視力検査か???と戸惑いながらブレーキをかけたら「旗を振ったらブレーキをかける」の間違いだった。全体的に変な教習だった。

夜はお仕事でお世話になっている編集さんとごはん。健康で体が強いことを誇り過ぎるとマウントになりかねない、生理痛や更年期が軽いこと、白髪がないことなども発言の仕方に気をつけねば嫌味になりかねない、できない人の存在は相対的に自分の価値を上げるなど、すてきなテラス席で楽しくわーわーしゃべっていたら4時間もたっていてびっくりした。

2023/12/19

バイクの教習へ。ATの小型二輪は運転免許を持っているとさまざまなことが免除されるので、バイクに乗るのは今日で2度目だというのにもう第一段階の教習が終わる。

実技教習の後半はちゃんと運転できているかのテスト。坂道発進では坂道を登り切ってしまい、最後の急制動と一本橋にいたっては時間切れでたどり着きもしなかったが、「まぁギリギリオッケーってことで第二段階に進みましょう」となぜかパスできた。

帰りにスーパーに寄ったら牡蠣が安かったのでクラムチャウダーを作る。カリフラワーはなんとひと玉130円と破格のお値段。わたしはカリフラワーが好き。

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