新潟はどこもかしこも人だらけ
友人2人と新潟駅で合流。今夜も東方神起のライブがあり、10時の時点で駅はたくさんの人。ロッカーは埋まり、お土産売り場は長蛇の列。
2人と一緒にお土産を眺めるも、店内に人が多すぎて爆発しそうになったので、早々にお店を出て列に並んでおく。わたしは親切な友人。
日本酒の試飲コーナーに移動。500円でコインを買い、100種類以上の日本酒の中から好きなものを選び、おちょこ2〜5杯が飲める仕組み。
友人の1人は1杯目から機械の不具合によりコインを一つ失った。彼女はこういうシーンに直面しがちで、前に3人で湘南のあたりをアイスを食べながら歩いていたときはトンビにアイスを奪い取られていた。
昼ごはんを食べようとするも、どこも行列。最終的に新潟港のフェリー乗り場へ行き、そばを食べる。フェリーの発着時間からズレていたこともあって、乗り場に人は少なくゆったりした雰囲気。最高。
「なっちゃん、写真撮るようになったよね」と言われる。最近はnote用に写真を撮っているけど、たしかに以前のわたしはまるで写真を撮らなかった。2人の結婚式でもおそらく1枚も撮っていない。「なっちゃんはそういう人だから」で許されているのはありがたいこと。
食後は売店でコーヒーとおやつを買い、ライブまでゆっくり過ごす。誕生日の友人が中学生の頃、友達から「ポストっぽいよね」と言われたと聞く。なんとなくわかるのはなぜなのか。
彼女はがんも、おいなりなど、思春期の女の子には適さないあだ名を他にもいろいろつけられた過去を持つ。明るくて活発で人気者な感じなのに、なぜか不憫な学生時代。
もう1人は我が強くて図々しいのでチケット特典のグッズを「いらないから」とポストの友人に押し付けていた。ポストの友人はやはり不憫。
2人がライブに行ってからは、2人とも今月が誕生日なのでプレゼントを買い、なんとなく肌診断を受ける。肌のコンディションが悪いとわかっていて、なぜそんな自傷行為のようなことをしてしまったのだろうか。
店員のおばちゃんからスキンケアのサンプルをいただき、「今夜使うといいと思うよ」とアドバイスをいただく。おばちゃんは「もう新潟には2度と来ないと思うけど……」とやたら卑屈だった。近年は2年に1回くらい行っているのに。
あとでふと「東京の人はマスクしないの?」と言われたことを思い出す。してる人もいますよ〜と答えたけど、もしかしたら「マスクつけろや」の意味だったのかもしれない。だとしたら卑屈ではなく、おそらく嫌悪。
明日の午前中はゆっくりしたいので、少し仕事をして、2人のお誕生日イラストを描いて、荷物預かり場に預けた2人の荷物をピックアップして駅で待つ。
新幹線の2時間はしゃべり散らした。主に高校時代の思い出。
当時のわたしは病的に人見知りで、クラスに馴染めずにいた中、たしか二学期の席替えで我が強くて図々しい友人と隣の席になった。彼女はクラスで無双しており、「天野面白いんだけど」とみんなに言ってくれたおかげで一気にクラスで馴染めた恩がある。高2の彼女はとてもかわいくて、野球部の坊主からモテていた。
不憫な方の友人はとにかく髪が短かった。5センチしかない髪をワックスで逆立てていた。美人だしかっこよかったけど、たしかにモテからは遠かった。ジャージの膝にはスヌーピーのワッペンが付いていた。
日付が変わる手前で帰宅。妹のハウスキーピングにより、玄関の靴は整頓され、部屋は出発前よりきれい。植物も元気で一安心。
コンビニに行き、再び家に戻り、お風呂に入る前にふと玄関を見たらもう靴はぐちゃぐちゃになっていた。これぞ自宅。
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