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大阪で綴る鞘師里保ちゃんのこと

昨日寝たのは遅かったというのに、夜中に目覚め予定より1時間以上早く起きてしまった。午前中に納品しなければいけない原稿があったので、早めに着手できてよかったと思うことにする。

興味深い取材を一件済ませ、明日の取材のためにクリスマスグッズを100円ショップで購入。楽しいお仕事なので取材部屋も賑やかにしたい一心でわーっと選んだが、いい感じに飾り付けられるだろうか。部屋を飾り立てる経験がなさすぎてやや不安。

夜は鞘師里保ちゃんのライブへ。元モーニング娘。で、初めて好きになったアイドルの子。当時はまだ15歳だった。人間がかわいい、わたしの中での世界一かわいい女の子。あと干支が一緒。

ななめのエスカレーター初めて見た

彼女が17歳でモーニング娘。を卒業するタイミングでわたしも新卒で入った会社を辞めたから、彼女の卒業ソングには当時とても励まされていた。久々に聴いたけどめちゃくちゃ歌詞が良い。つんく♂さんは本当に優しい人。

目の前のおじさんのノリ方がかわいくて、かわいい子を応援するおじさんもまたかわいくなってしまうのだなとにっこり。

ステージの鞘師里保ちゃんはそれはそれは楽しそうで、一段とエネルギーにあふれていた。バキバキに踊りながらゴリゴリに歌う。どういうこと。

感極まって、途中で双眼鏡を覗きながらぼろぼろ泣いた。そして泣くと遠くが見えやすくなるという新発見。

MCでは「生きていて楽しい」と言っていた。モーニング娘。の最後のあたりはつらそうに見えたことも多々あって、その後お休みを経て表舞台に戻ってきた今の「生きていて楽しい」。

これ以上うれしいことがあろうか。再びぼろぼろ泣いたし、たぶん目の前のかわいいおじさんも泣いていた。

帰りの新幹線でYouTubeを見て再び涙ぐむ。やはりこの子は特別な子。

自宅に戻ると、寝室の電気がついていた。不覚にも消し忘れたらしい。

出発前に誤配送で遅延していた荷物の不在票があり、「ご一緒に心ばかりですが、お早めに召し上がってください」とメッセージが添えられていた。宅配ボックスには荷物とラッピングされたものがあり、何かと思ったらスーパーで売っているような普通のせんべい。爆笑してしまった。どういうチョイスなんだ。

ラッピングは自分でやったんだろうか。電話の感じからして仕事ができなさそうな雰囲気だったけど、きっと不器用なんだと思う。おそらく都会では生きにくい人なのだろうけど、わたしは好き。お心遣いありがとうございました。

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