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2022年10月の振り返り。スピリチュアルの引き出しがない

10月は関西を放浪。毎日書いていたnoteを読み返したら月がきれいに見えた話をやたら書いていた。自覚はなかったが、実は月が好きなのだろうか。あとはどうやらスピ系=月と捉えている節がある。そしてスピ系の引き出しがほぼない。

noteは自分のために書いていて、とはいえ公開するからには人様が読んでもいいように最低限整えようがコンセプトだった。友人の一人が「日記とエッセイの間で、良い意味で雑」と表してくれたが、まさにそんな意識の駄文。

誰も読まなくてもいいくらいの気持ちで書いていたけど、結果的に楽しみにしてくれる人がいたのがうれしかった。これをきっかけに会えた人もいたし、久々にコミュニケーションをとれた人もいた。

思わぬ人が楽しみにしてくれていることもわかった。その筆頭は親族。ついに母からFacebookの友達申請が来たし、叔母は熱烈に過去記事を読んでいる。時々LINEで感想もくれる。身内が見ていると思うとやや構えるが、なるべく意識せず書いていきたい。

ふらふらしながらたくさん本を読もうと思っていたけど、全然読めなかった。以下、数少ない読書の振り返り。

数学の世界/森 毅, 竹内 啓

最初の方の植物系の人と動物系の人の発想の違い、そこから西洋と東洋の個体の認識の違いが生まれ、だから西洋で数学が発展したという話がおもしろかった。それ以外さっぱりわからなかったけど、そこが新しい視点でおもしろかったので満足。

嘘つきジェンガ/辻村深月

孤独は人をおかしくさせる。そして孤独とは一人でいることだけではなく、家族がいようと恋人がいようと、人生のベースは天涯孤独。孤独に飲み込まれない術を身に付けることが幸せに生きるために大切だと改めて思う。

ノルウェイの森/村上春樹

高校の課題図書で、大学生のころ好きだった作品。好きな本の好きなページは端を折っているのだが、思い入れがある割に折り目がない。そういえば昔は端を折るのではなく、ノートに好きな箇所を書き写していた。よくもまぁそんなマメなことをしていたなと信じられない気持ち。

読み返すのはざっくり10年ぶり。永沢さんの言っていることが昔よりわかるようになり、自分の成熟を感じる。レイコさんはほぼ同い年。感想が難しい。

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