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芦屋の幼稚園には太った保護者がいない

友人のお子さんの幼稚園でバザーがあるというので、再び芦屋へ。バスの中で隣の女子高生のLINEを覗き見てしまったら、「!」ではなく「!」と半角だった。最近の子はそうなの?

バザーは要するに子ども祭り。ヨーヨーすくいやらお菓子釣りやらの縁日のやつと、ちょっとしたごはん。全体的に商売気が強かった。

途中で友人がヨーヨーすくいのお手伝いに行かねばならず、お子さんと二人でお絵描きして遊ぶ。乗り物好きのお子さんは「コンテナがあって、コンテナをのせるやつがあって、タイヤがあって……」と、トラックの構造をきちんと理解して絵を描いていた。すごい。

ただ、描いて消し、描いて消し……という単調さにすっかり眠くなってしまった。半分寝ながら相槌を打ち見守る。食後かつポカポカ陽気がよくなかった。

その後、別の教室に移動してレゴで遊ぶ。預かり保育のお部屋だったらしく、部屋にはお子さん3人と先生2人とわたし。

友人のお子さんが「なっちゃんだよ」と紹介してくれたが、なかなか謎の存在だったと思う。油断すると頭をよぎるわたしはいったい何者……?という疑問と若干の気まずさを打ち消すべく、黙々とレゴを組み立てる。

虹の家

芦屋はお金持ちのエリアなイメージがあったけど、なるほどそんな感じ。保護者は身なりがきれいで太っている人がいない。自己管理をするだけの余裕をみんなが持っている感じ。

子どもたちもきちんとしていて、泣き叫んだり喧嘩したり部屋の中で走り回ったりする子がいない。おもちゃを取り合うこともない。お育ちの良さを感じる。

環境のクリーンさを裏付ける白ポスト

お茶しにカフェに入ったものの、お子さんが全く寝なかったので大人のお話ができずに消化不良。結局お子さんを先に家に送り、二人で駅まで歩き、そのまま1時間半ほど立ち話。よくまぁ連日しゃべることがある。

話をする中で、ようやく自分が自己を確立しつつあるのかもしれないと気づく。就活時点での自己分析なんてあてにならない。

人と比べたり普通から外れたり周りと違ったりが気になる日もあるけれど、最近は自分は自分と本当の意味で思えるようになってきた。開き直りとも言うのかもしれない。

夜の立ち話は楽しかったが、完全に冷えた。体が冷えると気持ちが弱くなってしまうので、今日も熱燗。からいししとうに当たってしまった。

店内には「商売は飽きないから商い」というよくあるフレーズに続き、「笑売」「消売」「勝売」「傷売」などのうまいこと言うやろ的当て字のオンパレード。

この手の当て字がどうも好きじゃない。説教くさくてうるさいし、言い訳がましさもある。本当に良い商売やっている人はこういうことを言わないような気もする。ごちゃごちゃ言ってる暇あったらいい仕事しなよという気持ちになってしまう。

熱燗を経てもなお寒く、再び高温スチームサウナの銭湯へ。結局3日連続通ってしまった。サウナ代込み、小さいタオル無料で490円。大阪の銭湯は安い。

3日目にして猫に遭遇

日常のルーティンを崩す重要性について友人と意気投合。わたしは最初の緊急事態宣言の際、日常でできる非日常を求めてお風呂で鍋を食べたことがある。割と不快だったので全然おすすめしないが、代わりに友人から化粧の順序を変えることを提案された。いつも右目からなので、明日は左目からやってみよう。

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