自宅に洗濯機があるすごさ
4年ほど、洗濯機がない生活をしていた。
オーストラリアでのワーホリから帰って、お金の余裕がない中で一人暮らしを始めたので、最初は電子ポットとドライヤーと体重計しか家電がなかった。こうやって書くと思いのほか美意識が高い。
その後、生活をする中で「冷蔵庫はないと無理だな」と早々に悟り、購入。ビールが冷えないし、納豆は常温だとなぜか粘りがなくなることを知った。
さらに1年後、テレビを購入。実家から持参したCDラジカセ(アンテナ付)でずっとTBSラジオを聴いていたけど、メディアの仕事をする上でテレビがないことへの限界を感じた。ゲームができないのも困る。
ただ、洗濯機だけはなくても平気だった。近所のコインランドリーで週1回洗濯をすれば事足りる。だから4年間、濡れた洗濯物を持ち帰り、室内干ししていた。(乾燥機に移し替えて、また20分近く待つのが面倒だったので)
引っ越し好きだったので、大型家電・家具は少ないに越したことはない。洗濯機は基本的な家電の中で一番重量もある。身軽でいたいこともあって、お金に余裕が生まれても洗濯機は買わずにいた。
ついに洗濯機を買った
そこから昨年マンションを買い、当面引っ越しはしないであろうことから、満を辞して洗濯機を導入した。
これがもう、すっごい便利。
まず、外に行かずとも洗濯ができる。これまではそれなりに身だしなみを整えるか、もしくはキャップとマスク着用の不審者スタイルで誤魔化してコインランドリーに行っていたけど、その必要がない。寝起きでも、風呂上がりでも、自分の状態を気にせず洗濯ができる。すごい。
そして、乾燥機がとんでもなくラクなことを知った。乾燥機に移し替えずとも、洗濯→乾燥の流れを勝手にやってくれる。すごい。
小銭を用意する必要もなくなった。もうコインラインドリー用に貯めてた100円玉が部屋のあちこちから出てくることもない。お札しかないときに自販機で飲みたくもないお茶を買うストレスからも解放だ。
あと、洗剤の持ち運びもない。これまでは粉洗剤をいちいち紙に包んで持って行ったり、液体洗剤を丸ごと持って行ったりもしたけど、今は棚に手を伸ばせば、すぐそこに洗剤はある。
なにより考えないようにしていた「この洗濯機最後に掃除したのいつだろう」「前に洗濯した人がゲロ吐いた服とか洗ってたら嫌だな」みたいなことに心わずらわされることもない。最高だ。
ライフスタイルも変わった
洗濯機を自宅に置くようになって、バスタオルを使うようになった。
これまでは洗濯物を減らすために、お風呂上がりはフェイスタオルを使っていた。過去には人から「背中びちゃびちゃだよ」と指摘されたこともあり、どうやらもともとあまり水気を気にしないタイプらしい。だからなおのこと「バスタオル、デカすぎない?」と思っていた。
実際にバスタオルを使ってびっくりした。めっちゃ拭けるし、髪乾くのめっちゃ早い。なんと体にも巻ける。嘘だろ。
洗濯機の上に物が置けるから、見た目もスッキリする。これまでは脱いだものを入れるカゴを床に置いていたから、中身が丸見えだった。洗濯機の上に一時的に脱いだジャージとかを置きっぱなしにしてしまうマイナスはあれど、乱雑な脱いだ服が見えるよりずっといい。
自宅に洗濯機があると便利
自宅に洗濯機があると本当に便利。4年かけて再確認した、バカみたいな結論。
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