見出し画像

オランダ最大のコミックフェスティバル、今年開催!

オランダ語圏最大のコミックフェスティバル、ハーレム・コミック・デイズ(Stripdagen Haarlem)が今年、開催されます。

このコミックイベントは2年に一度、偶数年に行われています。今年は2024年6月1日と2日の2日間に渡って、ハーレム中心市街地の会場に、約60名のオランダを代表するコミックアーティストと出版社、ファンたちが集結します。

様々な作品を実際に手に取ってみられる貴重なチャンス

1992年に始まったこのイベントは、サイン会、展示会、見本市、講演、コンサート、フィルム上映、子ども向けワークショップ等…無料・有料のさまざまなプログラムが目白押しです。

ちなみに作家のサイン会が行われる会場は元刑務所だった建物で、リノベーションを経て、現在はアカデミックな教育施設や飲食店、映画館、ホテルなどが入る複合施設として使われています。

De Koepel

会期中には、スモール・プレス賞(Small Press Award)という、自主制作のコミック作品が対象の賞も発表されます。1位には賞金1500ユーロと展示会の権利が与えられます。


日本語で読めるオランダのグラフィック・ノベル作品『ゴッホ最後の3年』(花伝社)と関連する催しとしては、著者バーバラ・ストックのドキュメントフィルム上映とQAセッションが行われます。


何か日本に関係のある内容もあるかな…とHPを見ていたところ、谷口ジロー『神々の山嶺』をフランスでアニメ化した作品、”Le Sommet des Dieux”が上映されるそうです(フランス語音声にオランダ字幕付き)。

ハーレム駅にポップアップショップも登場するそうで、ハーレムの街はにぎやかな2日間になりそうです。

参考:




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?