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結婚する方法、二選

「はぁ~、いつになったら結婚できるんだろう」と思い悩む若い女性は、もう少し待ってみるだけで結婚できると思うので安心したらいい。若いうちに掴んでおきたいと思えるいい人に出会えなくても全く大丈夫なのである。

年齢を重ねていないうちは、まだまだ結婚に対して憧れや理想が強くあり、結婚を現実のものとして捉えられていないものだから、目の前の恋人や周囲の人を結婚に適した人がどうか見極められないうちに日々を過ごしてしまうものなのである。

「周りにいい人いないよ~」「出会いがないよ~」などと言っている人も大丈夫だ。今はいないだけ、見えていないだけ。すぐさま運命的な人に出会える人の方が類まれなのだから、そんなことを期待してはいけない。「出会った瞬間にビビっとくる」など言う人もいるが、それはあったらあったで良い事なだけで誰にでも起こることではないし、宝くじが当たったり、雷が落ちたりするくらい、人生で起こる確率の低いことと思うべきだ。


ほとんど、よい結婚する方法をあげるとすると、二パターンになってくる思う。

①学生時代か社会人になったばかりの頃に付き合う相手を、互いが恋愛経験が少ないうちに他と比較しないようにして離さないでいる。
②ある程度恋愛を経験した後だとしたら、たまたま久しぶりに連絡をとった相手と会ってそろそろいい歳だからと将来の具体的な話まですること。そうすればたいてい結婚まで話が早い。久々に連絡をとるなら元彼もあるだろうが、当時恋愛対象でない場合ほど期待をすればいい。


①のチャンスがまだまだある人は、逃さない方がいいと思う。下手に異性との交流が増えると目が肥えてしまうので、なかなか結婚には至りにくいし選べるものが多いほど、実は人間は苦労する。大切にしたいと感じている人、または腐れ縁とも感じてしまうほどの強いつながりがある人がいるなら間違いなく離さない方がいい。

恋愛経験がかえって中途半端だと、大胆な行動にも憧れを持ち、不倫という道も選んでしまいがちなので、結婚というものを若いうちからしたいと考えているならば、あんまり遊んでしまわないでさっさと相手を決めた方がいい。遊ぶ能力はないと思い込んでいる方が安全だ。それに子どもは、経済的に安定していなくても若い身体で育てた方がよりいい。ただし、若い考えではいけないのは理解しておくべきだ。


まだ若いうちに結婚は……と考えていて、慎重に選んでいても大丈夫なので、結婚など考えずに遊び呆けていても、ゆくゆくはどうせ結婚をしていく考えに大人は自動的になるものなのだ。

何か他に人生で成し遂げたいことがある人や、結婚という制度を利用しない生き方が最適だと決める人ももちろんいるが、いい歳になるとみんな何かが寂しくなっていき、家庭に縛られることに対して若いうちは考えなかった憧れを持つようになる。

学生時代や若いうちにいい相手と出会えなかったと感じていても、結婚適齢期を迎えていくと、同世代かそれ以上の大人はたいてい結婚したいと思っているから、②のパターンに進めばいい。久々に出会って生理的に無理なタイプでない場合、②のチャンスが最も結婚に近いと思う。かなりこのパターンでの結婚は多いのを見てきた。

しばらく音沙汰のなかった相手から久々に連絡が来たときに、当時とは違う見た目や考え方の変化に好感を持ったり、大人になって築いた価値観もわかるようになる場合が大いにあると思うので、「今さらなんだよ!キモ!」などと思わずに、生理的に無理な相手でない限り会ってみるのがいい。

自分から久々に友達に連絡してみるのもオススメする。同性の友人からの経由で何か繋がりがあって、連絡先を知らなかった知り合いとも久々に会おうということにはなりやすいので、思いついた相手と絡んでみるといいかもしれない。しきりに連絡しすぎると、マルチか?と思われるかもしれないのでそこは注意だが。

コロナ間では直接会うことは難しいかもしれないが、独り身であればみんな人肌恋しくて飢えているはずなので、連絡を取り合うことは容易いと思う。LINEで最近タイムラインを更新した人とか、Instagramの友達の友達とか、辿ってみたらいい。

当時は何とも思ってなかった相手こそ、どんどん話が進むから面白い。学校の先生だって、当時は何とも思ってなかった生徒と再会してしまうと恋愛対象にしがちなのと一緒だ。このイメージはわかりやすいと思ってくれるだろうか。当時は恋愛モードでなかった相手ほど、燃えると思う。

アプリで出会う初めての相手よりも、既に0ではない信頼関係がある人の方が、「結婚」にはつながりやすい。地元の人だとしたら家柄だとかもある程度想像できるし、会社の元同僚などであれば現実的な年収の計算をしておおよそ自分と同じ水準の金銭感覚で家庭を築くイメージがつきやすいことだろう。




このように説明はしたが、わたしはいつも全力で、アリかナシか考えて異性と接していたもんだから、今さら過去の男の誰からも連絡が来ても関わりたくないというのが本音である。思い返しても結婚したいほどの人はいなかったし、最近LINEの友だちをすっかり整理してしまったが、男が連絡先にほとんど残らなかった。こちらからも送らないし、向こうからもされることもない、二度と連絡を取らないと思う人ばかりであったということだ。「あの頃幸せにならなかったんだから、今もこれからもない」と今まで出会った全ての異性に対して思う。その考えがなければとっくに結婚していると思う。

逆に言えばいつも自分の将来については真面目に想像してきて、何となくでは考えてこなかったということだ。

どうしても自分の繊細(クリティカル力が強いという意味で)な心では、男性というだらしない生き物といるだけでストレスをものすごく抱えてしまう。当時を覚えていないような、鈍感力がないと結婚は難しいのである。

いつか雷が落ちるのを待っているのは、わたしでしかない。

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