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<日記>変わった愛と闇勝ちの正論

5/5/2019

ああ、奇人変人が好きぞよ、私。
なんだろうこの、「普通じゃない」「ちょっと触れてる」「ちょっとキレてる」感じのある、全ての非凡な才能の持ち主への愛。

そういう「異端児」みたいな人に、よくぐっと引き込まれては、魅力を感じてしまう。ビンセントギャロ、トムヨーク、ジョニーデップ、映画レオンの中のゲイリーオールドマンが最高。その他、アメリカでいた数々の無名のちょっとおかしい人たち。ちょっと変わった動きをしたり、表現方法を持っていたり。「普通の人が好きになる普通のヒーロー」とはちょっと違う。完全におかしいんじゃなくて、ちょっとおかしい感じ。

しかもそのおかしくなり方が、アーティスティックであればあるほど、私の愛は深くなってしまう。芸術家はタイプ。ここ数年ハマっている米津さまも、やはり動きとか、ちょっと変わってる。イヤリングも鼻ぴも、洋服のチョイスもハイヒールも、なんかちょっと、異端をにおわせる感じが大好き。

今日もそんなことを思っちゃったなー。DVD見ながら。やっぱ、好きだな変わった人。どっか自分の胸とか腹の深いところから、ぐっと惹かれてしまって、目が離せない。

私もそういうふうになりたいと思っているからなのかな。きっと、何の社会的責任とかも自分に課さなければ、私もきっとあの人たちのようになっている気がする。

ああいう人たちが、この世界を楽しくさせてるんだなあ。いいよ。いい。

ーー

稲花粉がまさにシーズンで、夜の咳がしんどい。今の時期に咳なんか出していると、危険な感じで見られそうだけど、これは毎年の、気管支までやられる花粉症なんですといいたい。

昼間は平気なのに、咳ってやっぱり夜に出るものなんだな、おかしい。

最近闇勝ち(この漢字もいい。当たってる気がする)な私に、色んな方向から「過去を見ていたって、仕方ない、人生では前を向いて歩くしかないのだ。そして、現在と未来を健全にみることができれば、過去さえ変化してくるのだ」というようなメッセージが来る。

そうなのだと思う。今の私に必要だから、そういうメッセージが来るのだと思う。それに、これは正論。正論を言われると、ぐうの音も出ない。

だから、正論は嫌い。でも、確かに、今と未来に前向きな意味を与えることができると、過去の出来事で覚えていることでさえ、その意味合いが変わってくることはあるのだと思う。過去に起きたことは、客観的に変わらなくても、それに意味を後付けする私たちは、そうやってゆがんだ記憶を貯めている場合がある。

私にできることは、今目の前にあることを淡々とこなしていくだけで、それをどうにか未来に紡ぐことだけなのだ。

と書くと、今までにどれだけたくさんのこんな感じの内容の文面を読んだことかと思う。でも、言葉にすると、そういう風にしか言えないのだから、もどかしい。

私は、このことについて前から答えを知っていたような気がするけれど、こうやって、心のどこかで静かに降参して、白旗を上げたように納得しながら理解したことは、今日までなかったかもしれない。

とにかく、この正論は、正論で嫌いだけど、あながち、間違いではないと思う。そうやって、私は毎日、そうやって、自分で思い込みながら、さて笑顔で、毎日の日常をこなしていく。

今をこなしていくだけ。今と未来に顔を向けて、ラッキーなら、過去のドロドロさえ、表情を少しずつ変えていくのを待つだけ。

ーー

タバコ吸いたいって、最近思わなかったのに、また、タバコのことを考えている。考えていると、鼻の中に匂いが出てくる。

でもこんな花粉症の気管支だと全く可能性なしだな。

指があの小さな友達を恋しがっています。
ああ、これまたタバコについて詩が書けそうだ。なんだろうね、このタバコ詩的ファクター。

アメリカで大学一年の時に、寂しくてどうしようもない時は、寮の外にあるテラスで、一人キャメルを吸ってたなあ。キャメルが好きだったわけじゃない。それだけしか、店で買う時に発音して通じる自信がなかったからだ。独特な味だったなキャメル。たまに友達にマルボロだのメンソールだのもらってさ。メンソールは後で自分でも買ってたな。

タバコとペンと紙は、アメリカでは親友だったな。間が持たないときとか、孤独なとき。

ねえ。
自分が覚えてなくても、煙が覚えてくれてるや。



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