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出生身長クッション作りとTシャツ刺繍

もともとちまちましたことが好きな私。
小さい時にもビーズ作りにハマって、ネックレスやら指輪やら作ったり、犬や猫が作れるキットに取り組んだりしていた。
そういえば近年挑戦した羊毛フェルトは不発だった。ひたすら針でちくちく刺している過程でよそみすると結構指を刺してしまうため、痛みで心がやられた。せっかくいろいろ作ろうと用意はしていたのだけど、結局第一作目のトイプードルを完成させてそれっきりだ。

今回挑戦した刺繍は、趣味というより息子の誕生日を祝いたい! あわよくば家族でおそろいのものを作りたい! という願望があったので、私の好き嫌いにかかわらず完走する心づもりだったのだけど、結果とても楽しかった。

まずその一歩となったのは、息子の出生身長と同じ大きさで作ったクッションだ。完成した暁にはnoteに載せたい、と以前こっそり書いていたので有言実行したいと思う。

①最初は型紙作り。葉っぱの形にしたいと思っていたので、出産祝いでいただいていた『はらぺこあおむし』の絵本の葉を見ながら描いた。

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②型紙通りに二枚切り取って、適当なところに刺繍の下書き用シール(100均で購入)を貼る。

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一応名前のところを消したけれど、アルファベットも飾り文字にしたので本当は披露したい…!

③刺繍! 出生身長のところは2本どりのチェーンステッチ、名前のところはサテンステッチで縫いました。がたがただけどそれも味! 無心でできるのでかなり楽しかった。

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④表を内側にするように合わせて待ち針で留めて、ひたすら周りを縫う。本返し縫い。

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柄と値段に惹かれてダブルガーゼの布を購入したのだけど、強度を考えるならもっと厚手の布の方がよかった。一応、ダブルガーゼもクッション向きとは書いてあったけど、なんとなく心許ない。優しい肌触りではある。周りのほつれは内側になるので気にならないけれど、将来的にどこまでもつのか不明。あと、柔らかくて伸びがいいので刺繍するのにも不向きだった。

⑤少し間を残してそこから手芸綿をつめて、最後に縫い閉じる。葉っぱの軸の部分をちゃんと想定できていなかったため、わけわからん細さに縫ってしまい、一度糸を切ってもう一度縫い直した。でも生地自体を細く切り取ってしまっているのでとても細い軸になった。この写真は軸縫い直し前のしょんぼり軸のとき。まあ大体完成したところ。

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試しに抱っこしてみると、そうか~こんな大きさだったか~とほんのり思えた。ザ・実感! という感じにするには重さも必要な気がする。まあ記念品なので、これはこれでよしとします!

ここで縫い物、刺繍心に火が付いた私は、100均で買ってきていたフェルトの王冠にちくちく刺繍を始め、「1」と葉っぱの飾りを入れてご満悦。

さらに西松屋で夏物底値セールになっていた白無地Tシャツ99円を買ってきて、同じような飾りを刺繍。もう楽しくて仕方ない。
このTシャツの飾りのときに新しく葉っぱの縫い方を取り入れてみたところ、縫えば縫うほど葉っぱっぽくなる! と1枚ごとに感動していた。

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これで勢いづいた私は、夫と私の分の刺繍もできそうだ! とそれぞれ白いTシャツをたんすから探し出し、ちくちく刺繍をした。それがこの記事の見出しの写真。たぶん私たちのはもっと小さく胸元にワンポイント、という感じにした方がおしゃれだったのだと思うけど、家族写真を撮った時にはっきり見せたいという欲望の方が勝ってしまった。大きくした分縫うのに時間はかかったが、楽しかったので結果オーライ。

次は何を刺繍しようかな? そう考える時間も含めて楽しい趣味を得られました。

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