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ポジティブ思考に物申す

なつめ◆フェムテックシニアエキスパートとして人事を生きる

ポジティブおばけなどとチームのメンバーに言われるくらいには前向きな方だと自覚していますが、プライベートで「あ、例えばこういうことも含まれるのか」と自認する瞬間があったので今月のnoteに。変に気分を落ち込ませないススメ。

このnoteは、こんな方にお勧め？かもしれません。
・さっきまで気分がよかったのに、突如ふとしたことで断絶されたと感じることがある
・ジェットコースターのように気持ちが目まぐるしい

かく言う、過去の私がそうだったので。

たまたま家庭のことで決めなきゃいけないことがあって、比較検討してスムーズに判断できるよう今調べて決めちゃおう！と、時間をちょっと作って申し込みまで完了。・・・だったはずが、申し込んだあとに「アレ、そうだったの？！うそ、それならちょっと話変わってくるんだけど」的な誤算に遭遇します。

今までの時間はなんだったんだー！返せー！というか、なんで私気付かなかったんだよー！うー悔しい！できることなら今すぐ時間を巻き戻したい！などと思ってしまいます。

ただ、もうこうなった以上は仕方ないし、仮にいくらそう思っても事実は変わらない。感情はいろいろと湧いてきますが「今」に一旦集中。

落ち着いて考えてみて、後から気づいて話が変わってくると思ったその“事実”はなかなか譲れないポイントであると再認識します。うん、残念だけども申し込んだほうにキャンセルの連絡をしよう、とそんな結論に。

たった数分しか経ってないけどなんと言ってキャンセルしよう、状況が変わったとやんわり伝えるべきか、率直に伝えても別に失礼じゃないか、などと考えながら。

申し込み完了のサンクスメールが届いていて、問い合わせ用のメールアドレスと共通なことを確認しつつ、サンクスメールに返信不可などの注意書きがないことも確認できたところでサンクスメールにかぶせて文面を打ち込み始めます。

ふと、次の思考回路へ。「ちょっと待てよ、比較検討したもう一方のほうの事実確認も済ませて改めて検討し直してから、キャンセルはそれからでも遅くないのではないか」と。

キャンセルして、もう一方のほうの条件ももし同等とかそれ以下だったらこれまた二度手間になってしまう。一刻も早くキャンセルしないといけない、そんな差し迫った内容ではないので、ここは一旦保留。

打ちかけたメールを下書き保存し、もう一方のほうへ電話をすることに。

電話にでんわ。

思わずダジャレ。
言いたくなっちゃうくらい、ことごとく電話が繋がらないんですよ。なんだいなんだいーリズム悪いなぁと思いつつ、そこでまたぷりぷりしていても何も変わらない。

問合せフォームに質問事項を入力して送信。

よし。
今できる最善は尽くした。そう自分に言い聞かせて、この日はこれで終了。


先日、こんなVoicyを聞きました。
まさにコレ！すぎて。

要約すると、ポジティブに物事をとらえることそのものに対しての提言でした。

小田木さんと私が似ているなんておこがましいのですが、ポジティブに物事をとらえることが苦手ではない、むしろその方が良いよね？！とシンプルに信じている、そんな節がありまして。

ただそんなスタンスに、実はちょっと変化が生まれていて結果的にラクになったよ～という内容がこのVoicy。そして、私自身も今回のキャンセルや問合せの一件で恐縮ながら同様に思っていたことだったのでした。

このnoteの冒頭で、こんな方のためになるかも、と記載しました。

・さっきまで気分がよかったのに、突如ふとしたことで断絶されたと感じることがある
・ジェットコースターのように気持ちが目まぐるしい

このnoteでお伝えしたかったのは、ポジティブ思考のススメではなく、ニュートラルにとらえることで必要以上に波風立てずに今やるべきことに集中する、そんなことでした。

ポジティブにポジティブに、、、という思考ももちろんいいと思います。ただ、それにめちゃくちゃとらわれていた過去の私は、苦しいこともありました。それは自分自身も、そして周りの誰かを間接的に苦しめていたことも含めて。

ポジティブに、と思えば思うほど、あとはこれにはどんな意味があるんだろう？と意味づけてしまえばしまうほど、“それができないとき“にできないことやそう思えない自分、はたまた“そう求められている”と周りに余計な負荷をかけてしまっていることがあるんですよね。

過度なポジティブ思考の末路は、実はネガティブだったりして。

振り子と同じように、右に触れたら同じように左にも触れる、と物理の世界で習ったように、上がるから下がるわけで。

変に、無理やり上げること（ポジティブに捉えること）よりも、「そういうこともあるよねー」と、ただただ受け止める、そのくらいがちょうどよいのかなと思う最近です。


さて、問合せしていた件はどうなったかというと。
問合せフォームに質問した件が翌日に返答が来て、確認したいことが解決できました。そうと決まれば、と下書きに入れておいたほうへ正式にキャンセルの旨をメールで連絡。

キャンセル受領の返信も来て、一件落着です。
今やれることに集中したおかげで、結果的には最短で諸々の決着を付けられました。
よかったよかった。




カバー画像は05193939__maさん。
ポジティブ思考にも、自分なりに心地よいスタイルを育んでいければいいね、とそんな自己対話を続けていきたいという思いにぴったりの画像でしたので、チョイスさせていただきました。


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