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#クラウドサイン 大手町駅でサイネージ広告始めました ークラウドサインのマーケティング

はじめまして、こんにちは!
電子契約サービス【クラウドサイン】のマーケティングをしている なつめ(@natsume_1231と申します。満を持してのnote初カキコです。

初めてなので、簡単に自己紹介をさせていただきますと….。
クラウドサインには2018年9月にジョインし、現在6ヶ月目となります。その前は、某toC企業にてマスマーケおよびブランディング業務に6年携わっておりまして、 いわゆる4マス(TV、新聞、ラジオ、雑誌)のメディアプランニング&バイイング、企画立案、クリエイティブディレクション、全体の進行管理などなどのほか、スポーツマーケなんかもやっておりました。SaaS業界では珍しいキャリアですかね。

さて、今日はクラウドサインで実施している「交通広告」の話をさせていただきます。

マス広告の中でも特に「交通広告」と「ラジオ」に関してはマニア並の知見と経験がありまして。交通広告に関して言えば、都内の媒体はだいたい把握しているし、何が効果的で、いくらかまでインプットしております。

さて、今日のポイントは2つ。

●なぜ大手町駅のサイネージ広告なのか
●媒体選定とクリエイティブのコツ

これから「交通広告」をやってみたい!とお考えの方に向けて、媒体選定のヒントになればなと思います。

●なぜ大手町駅のサイネージ広告なのか

○なんで交通広告なのか?
クラウドサインのターゲットは、ビジネスパーソンです。(ターゲットの話はまた別で深堀するので今回はざっくりと)
朝帯にビジネスパーソンが一番接触するメディアは交通媒体であり、その理由は言わずもがなですよね。東京は世界一の電車大国と言われており、世界一の乗降客数を誇る新宿駅は1日に約350万人もの人が行き来しています。

そして交通広告には「毎日ここで必ず見る」という通勤接触により、刷り込み効果もあります。
なので、BtoB企業が交通広告を選択するのは正しい流れだと思います。

○なんでサイネージなのか?
結構、電車内広告をやっている企業が多い印象なのですが、個人的にはおすすめしません…。

理由としては、満員時の死角&スマホに負ける、かつ1ロールが12〜15分と長いので広告到達率が低めだからです。
東京であれば乗り換えする人が多数なので、なかなか15分も同じ電車に乗ってるっていう人はいないんじゃないですかね?

その点、駅のホームや改札にあるサイネージ広告は、ただ歩くだけの無心状態で強制視認されるメディアなので広告到達率は高め。駅によってはジャック型のサイネージもありますし、ロールであっても6分程度。
あと、2020年に向けてここ数年でガンガン駅の改修工事をしていた関係で、綺麗なサイネージ広告が増えました。やはり企業として高い金額を出して広告出稿を出すからには、目に止まる印象の良い媒体に出稿したいですよね。

○なんで大手町駅なのか?
大手企業の本社企業が集中しているビジネス街だからです。
通勤する人、企業往訪する人、乗り換えする人(東京駅、日本橋駅徒歩圏内)。いろんな駅を検討しましたが、予算も踏まえここがベストだという判断です。

●媒体選定とクリエイティブのコツ

○媒体選定のコツ
ズバリ「自分で探せ! 」です。

広告代理店さんが提案してくる媒体資料の駅図や乗降客数だけで判断するのは絶対にダメだと思っています。駅図でいい場所じゃん!と思っても、実際に行くと誰も通らない道だったり、通勤時に人が溢れすぎて媒体が見えなくなっていたり…結構想定外なことが多発します。提案する広告代理店さんも自ら現地確認して提案している人って少ないんじゃないかなと思います。

ということで私は、常日頃からできるだけ街に出て「良さげな広告」をハンティングするようにしています。そして良さげな広告の判断基準は「フラットな状態で目に止まるか否か」です。これは交通広告だけではなく、マス広告全体に言えることだと思いますが「広告をみよう!」と思って生活をしている人なんていないので、人が気づくメディア、クリエイティブってなんだろうってことを常に心に置いておく事はマスマーケではとても大事なことだと思います。あと数字で測るべきKPIは設定すべきですが、全てを数字で固めて、数字だけで判断するのも失敗の原因になると思っています。数字では見えない「人の気持ちや動きをどうとらえるか」がマスマーケの良さであり難しいところですかね。

交通広告の話に戻すと、同じ駅の同じ値段の駅看板でも「場所」によってに広告効果は全然違います。ちなみに前職で、2日間かけて50駅を回り、どの看板に広告掲出をするかをひたすら検証したこともありました…。もう2度としたくないいい経験ですね。

○クリエイティブのコツ
ズバリ「目に止まる仕掛けを作れ!」です。

今回サイネージ用に作ったクラウドサインのクリエイティブをチラ見せ。

タクシー広告用に作ったCMをサイネージ用にリデザイン。大手町駅のサイネージ広告にどんな広告が流れているかを把握した上で、今回はこんな広告にしようという話を制作チームと握り、こんな感じに仕上がりました。

ジャック型広告ではない限り、駅中のどの広告にも負けない主張ができるクリエイティブでないと埋れてしまいます。交通広告だと音声が流せない媒体が多いので、テキストフォローでどうアテンションつけるのか、なんてのがかなり大事だと思います。

TVCM用の素材を流すだけになってませんか?
交通広告は媒体特性に合わせてきちんとクリエイティブを変えることで、広告効果は無限大になると思っています。

と、今日は「交通広告」についてでした。


ぜひ、そんな目線で一度、クラウドサインの大手町駅にあるサイネージ広告を見ていただければなと思います。

最近はBtoB SaaSのマス広告出稿が目立ちますよね。この動きには個人的にはとても感慨深いものを感じております。その辺りもいつか触れていきたいなと思ってます。

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