![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142571892/rectangle_large_type_2_b59baa0658724f60c9e3cd9b7de787e5.png?width=1200)
Photo by
picopiko
読書とは孤独の喜び
どうして読書するのだろう。
うまく言語化できない。
そんな時、恩田陸先生の『小説以外』という本に出会った。
読書とは、突き詰めていくと、孤独の喜びだと思う。人は誰しも孤独だし、人は独りでは生きていけない。矛盾してるけれど、どちらも本当である。書物というのは、この矛盾がそのまま形になったメディアだと思う。読書という行為は孤独を強いるけれども、独りではなしえない。(中略)独りで本と向き合い、自分が何者かを考え始めた時から、読者は世界と繋がることができる。孤独であるということは、誰とでも出会えるということなのだ。
この文章に出会ったとき、心が震えた。大げさだと思うかもしれない。
けれども、本当なのだ。
ちょうど、メンタルが弱っていた時だったからかもしれない。
「孤独であるということは、誰とでも出会えるということなのだ」
特に、この一文が好きだ。
本を読むことで、誰にでも出会えるし、どこにでも出かけられる。
泣いて笑って驚いて気が付いて…
今日も、読書で誰かに会いに行く。そんな過ごし方も悪くない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?