エトルリア12都市連盟の首都であったヴォルシニイは、現オルヴィエートだという虚構
古代ローマ以前に中部イタリアに栄えたエトルリア文明。エトルリア人(エトルスキ)は、統一国家を築くことはなく、12都市連盟と呼ばれるゆるやかな連合を形成していました。この連盟は、結成当時は、軍事や政治を目的としたわけではなく、12都市の代表者たちが、毎年、ファヌム・ウォルトゥムネ(ウォルトゥムナ神に捧げられた聖域)に集まり、祭祀を共同で行い、民族的一体性を強めるためのものでした。(後に、古代ローマに対立するために、政治的議論もするようになります。)
歴史家によりこの12の都市