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父の夫婦ゲンカ回避技

久しぶりに両親が東京にやってきた
兄が奇跡的に結婚してから、数年単位で家族が揃うことができるようになったと感じた今回。

家族構成は他の記事として書くことにして、今日はお父さんの心の平和の秘訣をシェアしたいと思う。

我が家のお父さんとお母さんのパワーバランスはうまいことできていて、基本お母さんはお父さんへの不満をぐちぐちいうのだが、最終的にお父さんは右から左へ流している。

私のマインドは比較的お父さんに近いので、お父さんのことをそんな風に言わないでほしいと思ったりする。が、お父さんのことをフォローしようとするならば、娘の私がお母さんの味方についてほしいと、お父さんはいうのだ。

そんなことを言われてからは、私もうま〜いことお母さんへの言葉選びを考えるようになった。

そんな中、姪っ子の1歳のお祝いご飯会を終えて、お父さんが行きたいと言っていたスカイツリーに行き、お腹いっぱいながらも夜にはレストランで両親とごはんを食べていた時だ。
おかんと私はあまりお腹空いておらず、お母さんはごはん半分の定食を頼み、私はピザを頼んだ。

定食が届き、食べ始めたお母さん。
ピザが届いてピザカッターで6カットに切る私。
切り終わったところで、どうぞと真ん中に出したら誰よりも早く手を伸ばしたのが、お母さんだった。

それを見たお父さん。

お母さん「なによ!笑」
お父さん「いやお腹空いてないっていってたのにす〜ぐ手でて」
お母さん「人をバカにした目で見て!!」
お父さん「いや綺麗だなって思って」
私と弟 「笑笑」
お母さん「もうばっかじゃないの!!笑」
お母さん「こないだも、急にこんなに愛してるのにとかゆうのよ!!」

と、私に笑いながら(一応怒っている)話すのだ。
いつからこんな風な会話の流れになるようになったのか謎なのだが、少なくとも若い頃はそんな笑えるエピソードはなかったはず笑

歳をとって、還暦をすぎて、だらしなくなったという愚痴をよく聞かされるようになったからなのか、お父さんは上手い回避方法をいつの間にか編み出したようだ。

ここ何年かはこうした小競り合いが出るたびに、お父さんはうまいこと切り抜ける技を繰り出している。
いつまでこの技が通用するかわからないが、そんな風に切り抜けながら笑って過ごしてほしいと切実に思っている。

とりあえず私はこの日久しぶりに涙が出るほど笑ったのだ。
「あ〜お父さんが平和に生きていく小技なんだな〜」なんて思いながら、面白くて面白くてツボに入ってしまい弟も巻き込んでクスクス笑った。

脈略もなく人を褒めると、返す言葉に困って言葉続かないらしい。
なんでイラついたのかなんで怒ったのか。
そんなこともどうでもよくなるのかもしれない。
まぁ今回は小競り合いにもならないほどの会話だが、ちょいちょいそんな会話を夫婦だけでもしてると思ったらなんだかほっこりするし、離れていて心配なことも意外と心配じゃなくなったりする。

どの夫婦やカップルにも通じる技ではないと思うのだけど、もし役にたつかも!?なんて思う方は是非つかってみてください^^笑
少なくとも親がこんな会話繰り出してたら、冗談だとしても、子どもとしては最高にHAPPYです笑

今も書きながら笑顔になってしまうほどです^^

次はいつになるか。
また新しい技に出くわしたら書き残したいと思います。

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