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社会人1年生を終えて

ついに社会人2年目に突入しました。
昨年の4月、今の会社に新卒入社し、研修諸々を経て配属され、実務に携わって半年ちょい。
割といろいろな感情が廻った1年間だったように思います。

なんとなく、思いつきで今の気持ちを残しておきたくなり、久しぶりにnoteを書こうと思います。

大人は割と大人じゃない

大学生までは、大人って大体はみんな賢くて、私よりずっとすごい人たちばかりで、みんなお仕事を頑張ってる人たちなんだと思ってました。
いざ自分が社会人になってみると、ついこの前まで学生を謳歌してた自分が、そう簡単に変わるわけもなく。
ちょっと社会人という存在に期待を膨らませすぎていたのかもしれません。

私が入社した会社は大体800人規模くらいですから、それなりにいろんな価値観や性格の人がいます。
自分よりずっと年上の方でも、正直尊敬できるとは言い難い人もいます。自分の意見を主張してばかりの人、言葉使いが荒い人、気遣いができない人とかとか。

もちろん、素敵だなと思える人もたくさんいます。仕事に情熱を注いでいる人、丁寧な人、周りから慕われている人とかとか。

ゆーても人間ですから、そりゃ自我も主義主張もあるわなーと。
そんなに簡単に人間変わるものではありませんから、一つずつ、自分の成りたい大人像に近づいていけたらいいんじゃないかなと思いました。

自分の美学を持つこと

入社して出会った人たちの中で、私がギャップを感じたのは『ルールや目的がないと動けない』という人種がいたことです。
今までそれっぽい人はいましたが、ここまでガチガチに秩序がないと考えることをしない人種は、初めてでした。

でもそれはその人が悪いのではなくて、単純に性格もあるし、そういう環境でうまくやってきた人たちだからしょうがないんですよね。

「考える力」とはよく言いますが、正直今の日本教育の中ではこの力が養われる機会はそんなにないと思っています。
なのに、社会に出たら「自分たちでテーマを決めてください」だの、「あなたはどう思う?」だの、そんなん今までやってきてねーよ!ってなりますわな。

少し話がそれましたが、今までの自分の枠組みの外に出た時に、自分で考えて行動するには、自分なりの判断基準がないといけないなと感じました。

20年以上人生を送ってきてれば、ある程度個々人の中に価値基準はあると思いますが、それを「私はこう思う」と言葉や行動にできるレベルに持っていけてるかには個人差がすごくあるなー、と。

「なぜそう思うのか」を明確に言語化して、それを相手に分かりやすく伝えれるかどうかって、割と貴重な能力なんだなとも思いました。

私としては、この自分で考えて行動することは、「これをしたことによって成される自分や周りの人や環境が、美しいと思えるか」が基準になる気がしたので、美学という言葉にあてはめました。

私は美学という言葉がしっくりきましたが、他の言葉でも置き換えれるとも思います。哲学とか、感性とか。

美学は、今までの自分の経験がものを言わせるものだと思います。
何事も謙虚に、できる限りのベストを尽くしながら生きていきたいものです。

なんやかんや、仕事は楽しい

研修や業務を通して、正直しんどいと思う瞬間は結構ありました。これからもあると思います。
とはいえ、お仕事を通して今まで出会ったことのなかった人やモノやコトに触れることができて、面白いと感じたのも事実です。

人間は、変化がなさすぎる生活には耐えられないものです。
こうやって頭を抱えることができるのも、短い人生のうちの糧になるものだと思います。糧にするかどうかは個人次第ですが。

自分の時間の大半を使って、お金を稼ぐ活動ですから、苦しむよりは楽しんで出来たほうがいいに決まってんじゃん。というのが私の意見です。

仕事を通して新しい自分の感情とも出会えたし、少しずつ私もレベルアップしていけてるのかなと、この1年を通してちょこっとだけ、感じることができています。


もっとたくさんいろんな感情もあった気がしますが、今日はここまで。

がんばれ、2年目の私。今年も、もうちょいレベルアップしていこうな。

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