なぜ25歳で大学に入学したのか
私は2018年10月現在、通信制大学で学んでいる。2016年度に1年次入学をしたので、最短最速だと2019年度に卒業となる。しかし、妊娠・出産を機に学習ペースを落とした〔最長9年在籍が可能なのも幸いした〕ので、まだまだ卒業は先である。
社会人(ビジネスマン)が大学・大学院で学ぶことを「学び直し」というらしい。なぜ、私は「学び直し」=大学に入学をしようと思ったのか、自己紹介と「これからも学習を続けるぞ」という決意表明を兼ねて書いていきたいと思う。
入学したきっかけ
現在在籍している大学(学科)を知ったのは、2012年のことだった。当時、上手く自分の思考を的確に他人がわかりやすいように言語化できないことが私の悩みであった。また、当時私の中で好きなファンアートがあったのも、大きく影響している。そのファンアートを初めて読んだ時、自分では思いつかないような文章表現を生み出す力の背景がとても気になった。そして、しばらくして「好きなものを極め、別の角度から楽しんだり、ビジネスの場で自分のアイディアを過不足なく伝えるためには教養が必要である」と感じるようになったのである。
そんな時に目に留まったのが、大学のネット広告だった。出願するか否か迷っているうちに、表示されるネット広告は大学一色になった。しかし、転職を控えていたこともあり、2013年度での入学は断念した。
それから時が経ち2015年。社会人になってから大学院で学んだ経験談を聞いたこともあり、学習意欲が再燃した。その時、2年前に目にしたネット広告が脳裏に浮かんだ。そうして翌年度の2016年に入学したのである。
3年目の今
2016年度に入学し、今年で3年目。入学してから、妊娠・出産という大きなイベントはあったものの、相変わらず自分のペースで学習を続けている。入学前と比較して、自分の思考を的確にわかりやすく表現できるようになったように思う。さらに、学習を続けることで知識量が増えたことも実感している。また、これまでは見向きもしなかったことにも興味関心が向くようになったと思うし、これまで好きだったものを別の確度からも楽しめるようになり、毎日が充実している。
しかし冒頭で述べた通り、卒業はまだまだ先で道のりは半ばである。仕事・家事・育児・学業・趣味のどれもが大切で譲れないので、これからも上手に時間のやりくりをして自分のペースで学習を継続していきたいと思う。
いつの日か、“学習をする母の背中”が子供にとって良いものとなることを願っている。
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