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遺書No.566 ネタなし解消法。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.1.21
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東京に雪が降っている。
土日メインの仕事である事が、
まるで地獄に感じるね。
春はまだ遠いようですね。
寒いです。


みーくん参上!(`・ω・)ノ


・・・全く意味はありません。
どーもこんばんわ。

え~昨日はですねぇ、
ネタがないばっかりに勢いだけで書き綴ってしまいました。
大人げなかったす。
すいません。

ただね、実際のところ面白い事なんて、
そうそう起こるもんじゃないし、
非日常的な出来事なんてものはね、
そうそう見つかるもんじゃないんですょ。
これは事実なんですね。

だけどそんなネタなしの日々を打開する、
ポイントってやつは存在するんだよね。

ネタに困ったらこれをすれば間違いない。
それは、人を観察する事。

或いは、景色を観察する。
色々とね、何かをじっと見てみます。
何でもいんです。

つまりは、何か普段目にしているような、
当たり前のモノを、
注意深く見つめてみるんです。


するとね、普段当たり前と感じるモノ、
言い換えれば普段は気にも留めないよなことを、
じっと見る、注意を向けることで、
不意に不自然なモノである事に気付いたりする訳なんですよ。

あとはその不自然だった事を、
事実:装飾でいうと、
2:8くらいに強引にまとめる訳なんです。

そうするとね、
矛盾するようですけど、
たまに思うんですょ。


『注意深く生きていれば、
何気におもろぃ事はあるもんだ。』

と。


今日はそんな1つの例として、
ボクがネタに困ったときによく書くことのタネ、
話を広げる前の「ネタの種」をね、
そのまま広げずに書いてみます。


何でもない、ある日の出来事です。


1.電車に乗っていた時のある駅のホーム。

目の前で駆け込んだ女の人の体半分が、
ドアに挟まる。
一旦開いた隙に車内に入ろうとするが、
今度は足が挟まる。
二つ以上の意味で痛い。
※東京では取り立てて珍しくもない。

2.業者と待ち合わせてた渋谷のある場所。

隣に立っていた女子大生が、
中島美嘉の「雪の華」を歌っている。
とぎれとぎれ。
無理するな。
※余計なお世話でしかない。

3.仕事の休憩でホットコーヒーを飲みながら人の流れを見つめていた時。

道行く人の中に、
前線を突破された感のある髪型の男性を発見。
ちなみに、後ろ髪だけのロン毛。
ちょっと不憫に思う。
やめとけ。
※自分のハゲ上がりは棚に上げてよくいう。

4.同上。

ウエストポーチを肩に掛けたおばさんが、
通り過ぎる。
どーでもいいけど、
腰に巻いたトレーナーを肩にして、
ポーチを腰に巻こうね。
※どーだっていいだろ。

5.同上。

隣に座ったチャイニーズマンの頭が、
磁石にくっついた砂鉄に酷似している事を発見。
気になってチラチラ見てしまう。
切れ。
※主観でしかないし何もおかしくない。


・・・はぃ。

こんな感じです。

ネタでも何でもなく、
ただ純粋に目に飛び込んできた映像と、
それに対し頭に浮かんだ言葉達を羅列してみました。

むちゃむちゃドキュメンタリーですよ?

ネタにしたい時はこれらを広げて、
言葉を選んで時々パワーワードをぶち込む。
はい、ネタが浮かばない日に使えます。

人の観察は面白い。


・・・人生ってなんだろう。

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2022.1.6
毎日遺書を書き始めた当時566日目の投稿内容。
ホントにくだらない…。毎日描いてたらネタなくなるんよね。懐かしい。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。