にしきたなつきとあだん堂

皆さん初めまして。にしきたなつきです。趣味で小説を書いています。

約半年前に同人誌『愛してと鬼が哭く 祈りの門』を出版致しました。皆さんお手に取られたでしょうか?こちらはあだん堂ゆきさんに編集デザイン校正校閲を依頼してあだん堂ゆきさんと二人三脚で作り上げた文庫本であります。最近、電子版(kindle版)も発売しました。CM動画も作成していただき、声優までつけていただくスペシャルな宣伝もしております。ご興味あればぜひ!

私とあだん堂ゆきさんとの馴れ初めを気になっている人なんていないだろうと勝手に考えていました。ですが神乃佳月さんのnote記事の中で〝あだん堂ゆきさんとの馴れ初め〟を非常に興味深く読んでいた自分が居まして「もしかして皆さん気になっていらっしゃるのかな?」と考え、記事に起こした次第であります。

『愛してと鬼が哭く 祈りの門』は元々各種小説投稿サイトにて投稿をしていた『祈りの門 ~朱色の喪失~』というBL小説です。現在第三部まで公開しております。ざっくりと説明するのならばBL要素が入ったヒューマンドラマでしょうか。主人公達はBLしていますが、あくまで主軸の物語は人間模様という、今のBL作品では少し珍しいかと思います。お試し版として2サイトでのみ一部を残して序盤だけを公開しております。

書き始めて三年くらいが経った頃、何となく「このままずっと書き続けていくのもなあ」と、ふと寂しさを感じました。つまり何かしらのゴールが欲しくなったのです。

ですがこの通りBLに成り切れない小説ですから公募やコンテストに応募するのもと悩む日々。でも書くのは楽しいから、ツイッター上で小説読みます等の活動をされている方に読んで貰ったりしていたのです。
その中の一つが『古書店ふしぎのくに』の皆さんでした。紹介小説で紹介してただきとても勇気づけられたのを今も良く思い出します。

ある時ツイッターで交流のある方があだん堂ゆきさんの企画に応募していたのを見かけました。その時はもうその企画は終わっていて、今度の機会があれば、とあだん堂ゆきさんのツイッターアカウントをフォローさせていただきました。

そうして数日が経ったある日、あだん堂ゆきさんが「ツイッターでウェブ小説朗読企画」を立ち上げていたのでノリと勢いで応募。その時読み上げて頂いた小説が、投稿サイトにて別シリーズとして展開している『機械少女ソフィアと神の歯車』でした。

この作品をツイキャスにて読み上げて頂いたとき主人公であるソフィアに〝ひんむきヒロイン〟というパワーワードを授けていただいたのが非常に思い出深く、私は朗読を聞きながら大笑いしていたのが懐かしいです。その後、私が描いた表紙イラストを用いた素晴らしい表紙風ファンアートを作って頂き感激、今も投稿サイトの表紙を飾っています。その時に気が付いたのが「あれ? もしかしてこの方はフリーランスのプロ?」

そしてそれは正解でした。

その後、あだん堂ゆきさんのツイッタープロフィールを見ると、万年筆文芸部なる部活動に参加しておられるとの事。ツイッターのタイムラインに流れて来た万年筆文芸部毎月のお題に飛び入りで参加し、私もまた万年筆文芸部に参加したのでした。

部活動の中でお話していくうち、私も本を出してみたい、となり、あだん堂ゆきさんに編集その他を依頼。『祈りの門~朱色の喪失~』の第一章と第二章は『愛してと鬼が哭く 祈りの門』と名前を変えて出版となり、作品が世に出た事に幸せを感じている日々です。

いかがでしたでしょうか。今後も思いついたら記事を書いていきますので、読んでくださると嬉しいです。


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