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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる49】波平がノリスケに土下座していた。一体なにをした?

ついに来たか・・・本日のお題は「サザエさん」です。

「サザエさん」といえば、国民的人気アニメの1つですよね。かつて(ちょっと前)の一般的な家庭には、ちびまるこちゃん→サザエさん→こち亀→ワンピースという、黄金タイムが存在していたこともあり、その流れの真ん中に位置する「サザエさん」は、昭和の時代設定による古臭さなど、どこ吹く風で現在も視聴率は絶好調らしく、日本を代表するアニメ作品としてふさわしい存在となっています。

とはいえ、私はこの「サザエさん」について、人より全然詳しくありません(あれ?こういうの多いな、私・・・)。

私が実家にいたころは、まさしくこの黄金タイム(ちびまるこちゃん→サザエさん→こち亀→ワンピース)真っただ中だったのですが、一部家族による「サザエさんは嫌い」という嗜好性により、私は「サザエさん」をまるっと一話ぜんぶ見たことがない気がします(流れで見ていても、途中でチャンネルを変えられてしまう)。私自身、やはりどことなく古臭く、めちゃくちゃ面白そうな感じもせず、続きが気になるタイプのアニメでもなかったせいか、特にそのことに不満も感じず大人になりました。「ちびまるこちゃん」の「あさもはよから父さんが~♪」の曲は知っているのに、なんだかおかしいですね(『テッテッテレビーを見ーるとっきはー🎵』も知ってるよ!)。

そういうわけなので、まず「ノリスケ」が誰だかわかんねぇんですよ・・・いや、なんとなく厄介な人?ってことくらいは知っていますが、漫画のキャラクターなんて大体全員厄介だろうと思うし、私はマイナーな漫画にだけは日ごろから課金を惜しまないため、情報の偏りが激しく正確に把握できていません。全国の「サザエさん」ファンの方、本当に申し訳ありません。この辺りからご指南いただけると良いのだと思います。出でよ、ウィキペディア!

はた迷惑ないたずらが好き。古い傘を改造して傘お化けになってカツオとワカメを怖がらせたり、「街の食堂で食事をしたあと、どんぶりの下に代金を隠しておいて「食い逃げ」を装って店を出る」などのいたずらをしている。
原作ではマスオとともに他人を巻き込んだいたずらをしている。キノコ取りをしている女性を驚かそうと刑事(ノリスケ)と犯人(マスオ)に扮して「死体を埋めたな」「はぁ刑事さん」と答えたため、それを聞いた女性たちが驚いてマツタケを放り出して逃げてしまった。その日の夕食はマツタケご飯でみんな大喜びだったが、マスオは浮かない顔をしていた。
磯野家でたびたび食事を摂ることがあり、特にすき焼きやお歳暮や近所からのおすそ分けでもらったメロンなどちょっとした贅沢な食べ物が食卓にあがる時は、毎回と言っていいほど。そういう時は勘が働くらしく、呼んでもないのにどこからともなく磯野家にやってきて「いやー今夜はすき焼きですか? うまそうだなー」などと言ってごちそうになる。
帰宅時にマスオや波平たちと駅で一緒になった時は、「いやー奇遇だなー、帰りにちょっと一杯どうです?」などと言って酒に誘う。その場合、自分から誘ったにもかかわらず、年上の波平からはもちろん、マスオにも「今日はちょっと持ち合わせなくて」など理由をつけておごってもらうことも多い。

出典:サザエさんの登場人物 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんだこの人。想像していた以上に最悪じゃないか・・・いたずらに情熱を注ぎすぎだし、食い逃げを偽装とか本当にたちが悪いぞ・・・。本編を見ていなくてこの情報だけ見たら、リアルでは絶対に関わりたくない人物なのだが・・・ええ~・・・。

また、性格やその言動から、波平に叱責される回数はカツオやサザエに次いで多い。些細なことで波平の逆鱗に触れ、磯野家への出入り禁止を言い渡されたこともある。これについて本人は、「僕に本気で怒鳴ってくれるのは伯父さん(波平)と編集長しかいない」と語っている。

出典:サザエさんの登場人物 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

そんなことをしみじみ語ってるんじゃないよ、おバカ!!ちったぁ反省しろって!どうすんのよこれ・・・波平さんが彼に土下座なんかするわけないじゃないか。というか、私が止めるわ。こんなやつに頭下げなくていいよと言ってしまいそう・・・さあ、どうする?

サザエさんって実写化もされていたんだね

仕方がないので引き続きネットの力を借りて調べていたところ・・・「サザエさん」実写版では、ノリスケ役を八嶋智人さんが演じておられたようです。

「時が経ち、それぞれの人生を歩むサザエさん一家が、もう一度、家族の絆を想う今回の物語。ノリスケさんは少し外野から、そんな皆を見つめる。それは視聴者の皆さんと同じ目線です。どうかノリ良く見守って、見終わったら自分の家族のことを改めて見つめてくださいね」と視聴者にメッセージを寄せている。

なんかめっちゃ良い人みたいになってる。ご馳走が出る時に限って図々しく家に上がり込んでタダ飯くらってゆくノリスケさんに、一家を温かく見つめる姿勢はあるのか・・・私は「サザエさん」の世界観をよく知らないので、ちょっと不安になってくるのですが・・・。

しかし、めっちゃいい話らしいです。すみません、ちゃんと見てからコメントさせてください。保留で!

波平はノリスケに土下座するのか

ノリスケさんについて追加で調べていたところ、気になる記事がありました。

まず、私もネットの批判を見ましたが、非常に怒っています。みなさん、何を根拠に『クズ』だの『ゴミ』と言っているのでしょうか?
ノリスケは、磯野家に居候していた過去もあり、ノリスケの厚かましく、図々しい性格を分かっていれば、それほど罵倒される行為だとは思っていません。作品の背景、ノリスケの性格を分かったうえで言っているのでしょうか?
たしかに真面目な人がノリスケのあの行為を見れば怒るとは思いますが、『自分の意見と相違があれば、すぐに批判する』というネットの特性だと思っています」

出典:サザエさん「ノリスケ」はクズではない 脚本家が否定、おおいに怒る BuzzFeed

ひいいい!!も、申し訳ありませんでした!!!!ノリスケさんのことを全く知らないのに、私ときたら・・・!!

脚本家の方による、「厚かましく、図々しい性格を分かっていれば、それほど罵倒される行為だとは思っていません。」という言葉。力強く、確かな確信を感じます。

この言葉、なんだかちょっと理解できる気がします。その人物を本当によく知っているのであれば、例えひどいことをされたとしても、少し冷静になることができれば「この人ならこういうことをしても仕方がない」と、文脈で理解することができるのです。長い時を経ても「どうしてあの人がこんなことを?裏切られた!」と思っている場合、それは相手の本当の性質を理解していなかったことと同義なのです。

つまり、ノリスケさんの本質を理解しているであろう波平さんは、自分に明らかに過失がある失敗をしたのであれば、ノリスケさんに土下座をすることもあり得るわけですね。それが例え、ふだんのノリスケさんのふるまいによって引き起こされたことであっても。

ノリスケさんの仕事は雑誌記者。よく「イササカ先生」のところに原稿を取りにいくそうです(イササカ先生って誰だろう・・・)。

あった。とても有名な小説家なのですね!!しかも締切間際にならないと仕事にかからない!!これはなかなか厳しいのでは・・・のんきなノリスケさんでないと務まらない仕事に思えます。なるほどなあ・・・。

つまりこういうことです。

ノリスケさんがいつものように磯野家に上がりこみ、一家のおやつを食べてしまう。そこで書き置きをするんですね。「このお菓子はいただいた、怪盗エックス」的な・・・(本編は見たことがないので!ノリスケそんなことせんやろというツッコミは本当にやめてください。泣きます)。その際、うっかりしてイササカ先生の小説の原稿を置き忘れてしまう。それを発見した波平は、イササカ先生の小説の原稿を読んで、それがちょうど怪盗ものの推理小説のクライマックスになっていたせいでお怪盗エックスが残した伝言だと勘違いしてしまい、小説の指示通りに家中を探すんだけど、もちろん何も出てこない。ノリスケさんの手の込んだいたずらだと思い込んだ波平さんは小説の原稿を破り捨ててしまう。そして・・・

うん、全然ありうるお話ですよね?

今度ちゃんと見てみようと思います、「サザエさん」・・・。


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