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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる138】「♪む~す~ん~で~ひ~ら~い~~て♪」何をしている?

秋だからか、一日が終わるのが早いですね。気がついたら真っ暗な部屋になっていてけっこうビビります(ツレの人はそのまま作業していたりするので、よくないですね・・・)。

空が高くて綺麗なので、ハイキングなどもいいですね。地元の山は、ちょっと奥までいくとガチ登山ができるようなコースばかりなので、単身でチャレンジするのはお勧めしませんが・・・。

さて、本日のビンゴは「14」でした。

こちらですね。有名な童謡?をお題にしたものです。「むすんでひらいて」という曲ですね・・・久しぶりに思い出しました。

言われてみれば、この曲っていったい何をしているときの歌なのでしょうね。歌詞だけ思い出してみても、冷静に考えてみるとちょっと・・・何かの儀式みたいで怖いですよね。調べてみましょう。

「むすんでひらいて」は、童謡、文部省唱歌。作詞者は不詳。作曲者はフランスの思想家・著作家ジャン=ジャック・ルソー。本項では「むすんでひらいて」とメロディーが同じ他の曲についても述べる。
幾たびも異なる歌詞がつけられた曲として知られている。日本でも、賛美歌、唱歌、軍歌を経て、第二次世界大戦後に現在広く知られている童謡「むすんでひらいて」に至った。
日本におけるメロディの初出は、1874年前後にバプテスト教会が発行した『聖書之抄書』に掲載された賛美歌『グリーンヴィル』としてであり、キミノミチビキという日本語の歌詞がつけられた。
賛美歌として紹介された7年後の1881年に、同じメロディーが『見渡せば』という新しい題名と歌詞で、文部省音楽取調掛(後の東京音楽学校、現東京藝術大学)が発行した『小学唱歌集』初編に掲載された。
この歌の歌詞は、国文学者であり音楽取調掛に勤務していた柴田清照と稲垣千頴が、平安時代の古今和歌集にある素性法師の和歌 「みわたせば柳桜をこきまぜて宮こぞ春の錦なりける」を基本にしている。
『戦闘歌』は東京音楽学校(現東京藝術大学)教授である鳥居忱が作詞し、1895年に軍歌集『大東軍歌』に掲載される。冒頭の「見渡せば」は同じだが、その後はまったく異なる歌詞となっている。この戦闘歌は歌うだけでなく、歌詞に合わせたふりつけがあり、小学校において遊戯曲として用いられていた記録が残っている。
第二次世界大戦の終戦から2年経った1947年、小学一年向けに刊行された最初の音楽の教科書『一ねんせいのおんがく』に、新しい歌詞で登場したのが『むすんでひらいて』であった。

出典:むすんでひらいて フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ちょっ・・・サムネイルからして、怖っ!!ルソーって・・・あの哲学の人のこと?まじでか!ちなみにオペラ楽曲だったらしい。

内容も・・・賛美歌や軍歌を経て今の童謡があるのですね・・・ウィキペディアを見る限り、なぜこの曲が子供向けにアレンジされたのかがいまいち分かりません。シンプルで進行が分かりやすく、賛美歌になるくらい美しい曲だったからなのかな?ちなみに記事によるとアメリカでも同様の曲が存在し、そのときの歌詞は「おばさんが飼ってたガチョウが死んだときの歌」らしいです。想像以上に様々な亜種や、歴史のある曲のようです。こいつは荒れるぞ・・・!!

基本の「むすんでんひらいて」は何してるの?

由来だけでも気になる点は多々ありますが・・・そもそも、現行の「むすんでひらいて」は、どのようなモチーフや世界観を表現しているのでしょうか。

基本の歌詞は以下の通り。

むすんで ひらいて 手をうって むすんで

またひらいて 手をうって、その手を ○○に・・・

調べてみた感じ、特に意味はなく、子供向けの手遊び歌だから、という説が濃厚ですが・・・元は賛美歌だったことや、ルソーの作曲であることなどを考えると、ついつい深読みしたくなるのも分かるような。

手のひらを結んで、開いて・・・手を打って、結ぶ。

再び開いて、手を打って、その手を・・・どこへ?

「手を結ぶ」という単語の意味は、一般的に「互いに協調すること、結託すること」とあります。確かに、悪の組織と手を組んで・・・って言い回しを良くしますね。

基本の「むすんでんひらいて」は何してるの?

う~~~ん、これむずかしいなー!!

・おにぎりをにぎっている

歌詞のテンポの良さや明るい雰囲気から察するに、おにぎりづくりに精を出している様子。

・一生懸命マッサージをしている

途中で「手を打つ」のも何か意味深でいいですね・・・。

・バンジージャンプで飛ぶ準備

ワイヤーを、むすんで、ひらいて、堕ちないよう祈りながらも手を打って・・・みたいな。

・問題解決

元は宗教による調和の世界を目指した歌なのかな?と思うので・・・現代における様々な問題を解決するときに歌ったらよさそうです。

・国際条約

同盟を結んで、港から国交をひらいて、提示された条件で手を打って・・・

また国交をひらいて、提示された内容で手を打って・・・

その手は・・・どこへつながるのか!?

元からこういう曲なのでは、と思えるくらいしっくりくる・・・。

・浴衣で夏祭り♪

帯を結んで、身ごろを開いて、盆踊りで手を打って、恋人と手をつないで・・・お互いに心を開き始め、花火大会で歓声が上がり、そして待ちわびた言葉が・・・?

様々なジャンルで歌われただけあって、手放しに手遊びだけで満足しない感じがとてもいいですね。

ちなみにYOASOBI最近よく聞きます。ハマるつもりはなかったのに・・・。


「大喜利のお題」は以下のbotより拝借しています

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