【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる64】RPGのダンジョン「自動販売機の巣窟」ってどんなの?
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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる64】RPGのダンジョン「自動販売機の巣窟」ってどんなの?

Natsuki Abe

今回は創作ものです。しかもお題は・・・「自動販売機」!

いいですね・・・おかげさまで、この時点でほぼ完成図のビジュアルがイメージできているのですよ。そう、きっかけはこのマガジン第3回目の記事でした・・・。

昭和のフード自販機なんか、私こういうのすごく好きで。一度でいいから実際に出してみたいと思うのですが、これがとんでもない絶滅危惧種なんですよね・・・無人で調理から配給までしてくれるんだぞ!

この記事を書いたとき、いくつもの心の出会いがあったのです(サムネイルでかっ!!)。

まずはこちら。日本全国には、まだまだこのような「オートレストラン」なる店舗が存在しているのです!絶滅危惧種だけど・・・(他にも「オートパーラー」とか「コインスナック」とか「ベンダーショップ」といった呼び名があって、どれもレトロでとっても素敵ですね!)。

そして、この記事を書いたときに迷わずポチってしまったのが、この一冊。控えめに言って最高でした。現存する「フード自販機」、かつて稼働していた懐かしの「フード自販機」、全国の店舗稼働状況・・・伝説の自販機メンテナンスの人・・・余すところなくその魅力を伝えてくれるこの本は私の宝物となりました。ありがとう「フード自販機」、このマガジン始めてよかったよ・・・。

RPGのダンジョン「自動販売機の巣窟」

アレですね、ダンジョンの概要についてですね。

自動販売機については先ほど大げさすぎるほど語ったので・・・「巣窟」について。

「巣窟」は「すみかとしている所」「悪党のすみか。悪人のかくれが」と言う意味です。

出典:語彙力.com 「巣窟」の読み方や意味、使い方は?「温床」との違いを解説!【例文つき】

つまり、訳すと「悪党・自動販売機の隠れ家」となります。ワクワク!

ダンジョンの舞台

これはもちろん、かつて世界のどこかに存在し、一世を風靡したと言い伝えられている「伝説のベンダーショップの廃墟」でしょうね。いや、これだと「ダンジョン」ではなく普通の「ショップ」みたいになってしまう・・・もう少しスケールを大きくして、「かつてこの世に存在したと言われる、王国の地下に広がる伝説のベンダーショップ・テーマパークの廃墟」にしましょう。カジノみたいに専用のチップかコインみたいな通貨があって、それを使って自販機を稼働させられたのでしょうね。いいな・・・誰か作ってくれないかな、そんな娯楽施設・・・。

ダンジョンの目的・役割

RPGには様々なダンジョンが登場します。しかし、なぜユーザーはダンジョンを攻略しようと思うのでしょうか。それはクリアする目的があるから。つまり、ダンジョンというものはプレイヤーがゲームのストーリーを進める上で必要な何らかの役割を担っているのです。分かりやすくいうと、ポケモン初代におけるダンジョン「むじんはつでんしょ」には伝説のポケモン「サンダー」がいるし、シオンタウンの「ポケモンタワー」を最上階までクリアすれば「ポケモンのふえ」が手に入る。まあ、前者は必須のイベントではないのですが・・・ダンジョンにチャレンジするに値する対価が用意されているわけですね。

では、「かつてこの世に存在したと言われる、王国の地下に広がる伝説のベンダーショップ・テーマパークの廃墟」に、あえてRPGの主人公が挑む目的になるものを考えてみましょう。

まず、このダンジョンは「自販機の巣窟」です。それこそ、昭和の時代に一世を風靡したにも関わらず、今や役目を終え、稼働することなく棄てられたフード自販機たちの怨念がこもっているに違いありません。彼らは人間の心を操る強力な「魔物」となり、地下のテーマパークの廃墟に迷い込んだ人間たちを封じ込め、少しずつその力を大きくしていったのです・・・。

相手は、かつて人間たちのためにホカホカのできたてフードを提供し続けてきた存在です。「24時間働けますか」世代を生きる多忙な現代人(当時の)の心理を熟知しており、美味しい匂いと温かい雰囲気に吸い寄せられ、町から姿を消す人間が後を絶ちません。このままでは、世界が危ない!!

人間の敵となってしまったフード自販機たちを浄化するべく、勇者となる主人公は立ちあがったのでした。たぶんこれは伝説の自販機メンテナンスの人なのでしょうね。廃盤になり、パーツが手に入りにくくなった自販機たちを手厚くメンテできるのはこの人しかいない・・・!!みたいな。目頭が熱くなるぜ・・・。

敵の配置

おそらく、序盤は通常のダンジョンみたく、歩き回っていると「野生の自販機」なるモンスターが飛び出してきて、戦って経験値を稼ぐ系でしょうね。ところどころに、自販機を直すための道具やアイテムが落ちています。ダンジョンを進むにつれて、普通のジュースやお菓子の自販機からどんどんコアな自販機が登場するようになっていき・・・中盤のボス「カップヌードルの自販機」を倒した後に全回復できる泉のあるセーブポイントが現れ、その先へ進むと怒涛のボスラッシュに突入していきます。「元祖!うどん/そば自販機」!!「懐かしのカレー自販機」!!「今は亡き、かき氷自販機」!!「2種類のトースト自販機」!!「みんなのごちそう「ハンバーガー」自販機」!!!そして、真打はなんだろう。意表をついて銭湯の「お釜ドライヤー」だったりして・・・。

いいな・・・実際につくってみたいですね、ダンジョン「かつてこの世に存在したと言われる、王国の地下に広がる伝説のベンダーショップ・テーマパークの廃墟」。楽しそう。廃墟じゃなく稼働しているバージョンで、わがままな王様のためにいちいち地下のベンダーショップからごちそうを出前してあげないといけない、という設定でも面白いかもですね。ごちそうになればなるほど、奥まで進まないといけなくなる・・・みたいな。

ポケモンGOみたく、実際にそのスポットに行かないとクリアできないとかにしたら、懐かしのフード自販機も盛り返していったりしないかな?


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Natsuki Abe
京都の絵描きでデザイナー。地元の絵と昔話をまとめた『かつら帖』自主制作がきっかけでフリーマガジン『西京じかん』編集長へ。『西京たからもの図鑑』で絵と文を連載中。普段は大阪のIT企業のUIUXデザイナー。2020年人間中心設計スペシャリスト取得。 カブトガニのゲームを作りました!