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教員退職までのはなし

はじめに

最後にnoteを書いたのは2021年1月。
教員1年目が終わりに近づき、教員の仕事にモヤモヤを感じている時期でした。
(今思えば懐かしいような、胸が締め付けられるような、、笑)

あれから3年が経った今、一度立ち止まって、自分の人生を整理してみたいと思います。
・教員時代〜今までどんな道を歩んできたのか
・その過程であった出来事
・今何をしているのか、これからのこと 等

なぜそんなことを思い立ったのかと言うと、今も久しぶりに人生の転換期を迎えているからです^^

まずは教員1年目〜2年目について。
拙い文書ですが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

教員1年目

私は2020年4月に私立中高一貫校の英語教員になりました。
副担任として担当した学年は高3。
今思うと初年度から高3ってハードル高いですよね(笑)

1年目は高3と中3の英語の授業を持ちながら、副担任として高3生の進路指導なども行っていました。
私は英語教育に携わりたくて教員を志したのもあり、授業はとても一生懸命取り組んでいました。英語を教えるのは本当にたのしかった!

でも教員って本当に色々な仕事があって、、委員会、部活、広報や入試などなど。。
はじめてのことばかりで毎日翻弄されながらも必死でした。

そんな中、1年目終わり頃に体調を崩しました。
確か入試業務でとても忙しい時期で、13連勤を終えた頃だったと思います。

放課後に寒気で震えが止まらなくなり、帰宅すると38度の高熱。
そのまま数日間高熱が続き、復帰まで丸1週間かかりました^^;
当時はコロナ禍真っ只中でしたが、コロナでもなく謎の高熱(笑)

復帰してからは、学年末テストや成績付け、受け持っていた高3の卒業式などなど、イベント盛りだくさんの中、駆け抜けました。

波瀾万丈の1年目の終わりです。

辛かった、充実してた、楽しかった、辛かった(2回目 笑)
いろんな感情になった1年目でした。

教員2年目

その後あっという間に春になり、2年目がスタート。
2年目は高1の副担任になり、またまたクセ強な担任陣に囲まながらの生活が始まりました(笑)

英語科の高1主担当にもなり、各コースのカリキュラム作成など初っ端から忙しかったなあ。。
勤務校は同じ学年でもコースごとに特色があり、生徒のレベルや進路も異なってくるため、英語の授業もそれぞのコースに合った授業展開をしていく必要がありました。

私は各コース1クラスずつ担当していたので、毎回授業内容が異なり、授業の使い回し(っていうのかな?)ができないのが地味に辛かった。
とはいえ2年目も英語教育には情熱をもって日々取り組んでいました😌

そんな中、想定外かつ想像以上に大変だったことがあり、、
それが「新米非常勤講師のサポート」です^^;

その方には高1の英語の授業を3クラスほどお願いしていたのですが、大学院生・兼講師1年目ということで、右も左もわからない状態。
普段の授業からテスト作成まで私が手取り足取りサポートする必要があったので、本当に大変でした。。

1学期の中間テストが終わって少し落ち着いた頃に、なんだか急に心が辛くなってしまった時期がありました。
仕事終わりに彼(今の夫)の家で夕飯を食べていた時に、急に涙が止まらなくなってしまったんです。

自分でもよくわからないけど、なんだかいっぱいいっぱいで、張り詰めていた気持ちがプツーンと途切れたような感覚でした。

その後少し落ち着いてから、私は自分の気持ちを整理し始めました。
現状の何が辛いのか?どんなところに違和感を感じるのか、これからどうしたいのか?など。
たくさん考えて、ノートに書いたりしていました。

その結果「転職しよう」という結論に至ったのです。

一度学校を離れたい
教員以外のキャリアも経験してみたい
その後また教員に戻ってもいいのでは?
と考えました。

それからリクルートやマイナビの転職サイトに登録し始め、転職エージェントの方と面談も行いました。

ただ、当時はまだ6月か7月くらいだったので、次年度4月入社の場合、転職活動をするにはまだ早いと言われ。。
11月〜12月頃に本格的に転職活動をはじめることにしました。

一番しんどかった時期

転職活動をはじめるまでの数ヶ月は、精神的にしんどい時期でもありました。
非常勤講師の先生のサポート、定期テスト、宿泊行事の付き添い、部活顧問などなど、、

特に秋くらいは人と会わなくなりました。
仕事帰りにコンビニでお菓子を買って、帰ってきたらそのまま自分の部屋に直行、お菓子を食べながらスマホ。
そのまま夕飯も食べずに寝てしまうこともしばしば。

休日も誰とも会う気がせず、最低限彼氏と出かけるくらい。

当時は実家暮らしでしたが、一緒に住んでいた母はものすごく心配していたようです。(これは後から聞いた話です)

転職活動開始〜内定〜退職

そんな中、12月頃から本格的に転職活動をはじめ、書類選考や面接を数社受けました。
転職活動期間中は、とにかくやるしかない!という気持ちで、仕事以外の時間はほぼそれに使っていたので、塞ぎ込んでいた秋の期間よりは前向きな気持ちでいられるようになりました。

そして、1月〜2月にかけて2社から内定をもらうことができました。
「やっと教員辞められる〜!」とものすごく嬉しかったです。

学校には12月頃にもしかしたら今年度いっぱいで辞めるかも、、、という話はしてあったので、正式に校長など関係各所に3月末で退職する旨を伝え、その後は着々と引き継ぎや挨拶を済ませていきました。

入試、学年末テスト、卒業式などのイベントも無事に終わり、最後は1週間ほど有休消化をして無事に退職!

短いようで長かった教員生活2年間が終わりました。

今振り返って思うこと

もともとは英語教育がしたくて教員になった私。
良い授業がしたい!もっと英語教育に専念したい!という思いでしたが、いざ学校現場に出ると、それよりも優先しなければいけないことがたくさんあり、行き場のない気持ちを抱きました。

そして、働いている教員たちのマインドの問題にもぶち当たり。。
現状維持主義、前例踏襲、変化を拒む などなど。
そういった人たちに囲まれて働く中で、モチベーションを維持するのはとっても難しかったです。

将来こんな教員になりたい、というロールモデルにも出会えず、希望を失っていきました。

もっと広い世界が見たい
もっと色々な経験がしたい

こんな気持ちが私の中でどんどん大きくなっていったんです。
だから私は教員を辞めて、民間企業に転職する道を選びました。

今振り返ってみても、その選択に後悔はありません。

今教員の仕事が辛いと思っている方へ

この記事をどんな方が見てくださっているかはわかりませんが、
もし今、教員の仕事が辛い、今後に希望を見いだせないという方がいたら、絶対に諦めないで欲しいです。

必ずあなたに合った環境、仕事、働き方があります。
今のあなたの思いや情熱を失くさないでください。

でもそのためには、なにかを決断したり、新しい道にシフトしたり、行動したりする必要があります。

でもその努力は、今の仕事で続ける辛い努力とは違うと思います。

新しい未来に向けた、新しい自分に出会うための努力です。

どうか情熱を消さずに、一歩ずつ道を作っていきましょう^^

私は今、そういった方のサポートができるように「コーチング」というものを勉強しています。

詳しくは別の記事に書きますので、また読んでいただけたら嬉しいです^^

それでは次回は、【ベンチャー会社員時代】を振り返っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

コメントやいいね、お待ちしております♡

【2024.3.12 追記】
次の記事もぜひお読みいただけたら幸いです♩


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