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【食レポ貴族編】サイゼリヤでコース料理を作ってみた
みなさんごきげんよう。
お屋敷の庭で「桜を見る会」を楽しんだ夏木です。
あ、政界の方はお呼びしていないのでご安心ください。
さて先日、行ったこともないのにサイゼリヤの記事をアップしたところ、コメント欄でみなさんから「ゼヒ一度行くべき」とのご指摘を受けました。
わたくし、深く反省…。
やはり何事も経験です。
そこで執事を伴い馬車で行ってまいりましたので、レポしたいと思います。
一緒に行く予定だったじいやがギックリ腰になってしまったので…。
写真が多いのでスクロールが長いですが、文字数は2600文字です。
予約は要らないそうです
早速執事に「サイゼリヤという店を予約するように」と申し付けました。
「お嬢様、予約は必要ありません(凛ちゃん、予約なんていらないから大丈夫!)」
「あら…。でも混雑していたらどうするの?」
「お待ち頂くことは、ほぼ無いかと…(サイゼに予約なんて俺恥ずかしいよ!お願いだから許して!!)」
最終的に「迷惑系YouTuberだと勘違いされて警戒される可能性が高い」と執事が力説するので、予約無しで行くことになりました。
席は空いているのでしょうか…。
到着
当日、馬車の御者に「〇〇のサイゼリヤまで」と告げると怪訝そうな顔をされました。
あら…。
やはり少し危険な場所なのかしら…。
到着して驚きました。
なんということでしょう。
店の入口にドアマンがいません。
「何かあったのかしら…」
「いえ、とりあえず私が開けますので中にどうぞ…」
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明るい店内
絨毯が敷かれていないのは気になりましたが、レセプションの方がスムーズに席へ案内してくれました。
事前情報でルネサンス期の宗教画が飾られているとのことだったのですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1649178566770-8WymtArdAs.jpg?width=1200)
見当たりません。
もしかしたらどこかの美術館に貸出中だったのかもしれませんね。
![](https://assets.st-note.com/img/1649216150672-dAqy7wmJjZ.jpg?width=1200)
噂の間違い探しにも挑戦してみました。
「6個しか見つからないわ…。これは本当にお子様用なの?」
「お嬢様、時間切れです(はい、ざんねーん!)」
本日のコース
前日にメニューを熟読し、わたくし、この日のためにオリジナルのコースを作ってみました。
【サイゼリヤでコース作ってみた】
アンティパスト・フレイダ
「小エビのサラダ」
アンティパスト・カウダ
「エスカルゴのオーブン焼き」
プリモ・ピアット
「ミラノ風ドリア」
セコンド・ピアット(ペッシェ)
「ムール貝のガーリック焼き」
グラニータ
「すっきりレモンのシャーベット」
セコンド・ピアット(カルネ)
「辛味チキン」
フォルマッジ
「バッファロー・モッツアレラ」
ドルチェ
「ティラミス・クラシコ」
今回はこの順番で注文して食していきます。
なお、わたくしの撮影スキルが低いため、写真は執事が撮りました。
グラスワイン・白
![](https://assets.st-note.com/img/1649216192352-qzYGttt4Tw.jpg?width=1200)
まずはワインから。
香りは弱め。
スタートは水のようなミネラル感ですが、後味にやや苦味が残ります。
しかし軽めの辛口なので、どんな料理の味も邪魔しないでしょう。
アンティパスト・フレイダ「小エビのサラダ」
アンティパストは「前菜」、フレイダは「冷たい」、つまり冷前菜です。
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具材が均一にカットされているのでコブサラダのようにスプーンで食べることができました。
スパイシーなドレッシングがよく絡みます。
アンティパスト・カウダ「エスカルゴのオーブン焼き」
カウダは「温かい」、つまり温前菜です。
![](https://assets.st-note.com/img/1649180950845-njULvleOaU.jpg?width=1200)
執事の勧めでプチフォッカも付けました。
少し薄味に感じたのですが、調味料コーナーのシチリア産海塩をかけると味が引き締まります。
フォカッチャはモチモチよりもサクサク感が強め。
グラスワイン・赤
![](https://assets.st-note.com/img/1649216238602-rWOXapF6bl.jpg?width=1200)
香りは甘めのベリー。
スッと入ってくる感触はやや軽めのミディアムボディ。
冷やして提供されましたが、常温のほうが酸味がまろやかになりそうな気も。
後味のタンニンも少なめなので、魚介や鶏肉料理に合いそうです。
プリモ・ピアット「ミラノ風ドリア」
プリモは「一番目」、ピアットは「メイン」、つまり最初のメイン料理です。
プリモ・ピアットはパスタやリゾットが一般的なので、今回はミラノ風ドリアを選択。
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こちらも少々味が薄めでしたから、海塩にご登場頂きました。
万能で素晴らしい調味料ですね。
卵を絡めると濃厚さが増します。
セコンド・ピアット(ペッシェ)「ムール貝のガーリック焼き」
セコンドは「二番目」、ペッシェは「魚」、つまり二番目のメインの魚介料理です。
しかしサイゼリヤには魚料理が無かったので、ムール貝で代用させて頂きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1649182949586-bqxZxHV2Dp.jpg?width=1200)
野菜ペーストが薬味として貝の臭みを消しており、さらにガルムソース(魚醤)をたっぷりかけると白ワインによく合います。
グラニータ「すっきりレモンのシャーベット」
グラニータは氷菓子のことで、魚料理と肉料理の合間に出されるお口直しです。
![](https://assets.st-note.com/img/1649182970917-pVz5vZ0wFx.jpg?width=1200)
このシャーベット、甘さと酸味のバランスが絶妙でした。
口の中をサッパリとさせて肉料理に挑めます。
セコンド・ピアット(カルネ)「辛味チキン」
カルネは「肉」、つまり二番目のメインの肉料理です。
牛肉のタリアータなどが一般的ですが、今回はオススメされたチキンにしてみました。
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辛味、とは言うものの、意外と辛さは無いのでお子様でも安心して食べられそうです。
「やみつきスパイス」をオーダーし、調味料コーナーの唐辛子もふんだんにかけると赤ワインによく合いました。
フォルマッジ「バッファロー・モッツァレラ」
フォルマッジは「チーズ」の意味。
コース料理においてはデザートの前に食べることで消化を良くする役割があります。
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やや水分が多めでしたが、食感は良いです。
オリーブオイルをたっぷり付けるのがオススメ。
ドルチェ「ティラミス・クラシコ」
ドルチェは「デザート」。
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ミルクボーイの漫才では「レンガ並みの硬さ」と評されていたティラミスですが、拍子抜けするほど柔らかかったです。
かなり甘めですが、その分チーズが苦手な人にもオススメできます。
まとめ
今回はフォロワーさんからオススメされたメニューを元に構成しましたので、おつまみ系を無理矢理メインに入れ込んでいます。
が、意外とバランスの良い物ができたのでは無いかと。
料理はすべて一人前ずつ頼んでシェアする形で、お会計はひとり2,000円弱でした。
イタリアンのフルコースで2,000円は驚異の額。
今後サイゼリヤで独自にコースを作成する際の参考になれば幸いです。
オススメ情報をくださったみなさん、本当にありがとうございます。
ご馳走様でした。
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