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ワークライフバランスって何かね?(声:菅原文太)

みなさんお疲れ様です。
「北の国から」の主題歌が頭から離れない夏木です。

あの曲、歌詞がハミングのみで成り立ってるって凄くないですか?
私は「'95秘密」が印象に残ってます。
いや別に北の国からの話がしたいわけじゃなく。

エレベさん話の続報です。

今更エレベさんについての説明は不要だと思いますが、noteの謎おすすめ機能に騙されて初めて私の記事を読みに来た不幸な方に申し訳ないので一応リンクを貼っておきます。

簡単に言うと「やれたかも委員会」



ついにエレベーターでナンパした理由が明かされる

東京に戻ってからLINEでやり取りをし、恵比寿で昼飲みすることになった。

「なんかいい店知ってる?」と訊かれたのでチーズが美味しいイタリアンを紹介。
ここ本当に美味しいんだけど、いつも「ラブホから近い」という理由で選択しているので店名を出すのは控えておく。
忍びねぇな。

ランチコースとワインを頂きながら話が弾んだ。
ふと、気になっていたことを聞いてみる。
私の周囲を騒然とさせた、例の「エレベーターでナンパ」という奇行に走った理由についてだ。

「コンビニのビニール袋に缶ビール入れてたから、多分これから部屋でひとり飲みでしょ? しかもエロいオーラ半端無かったからね! もう『誘って下さい』って全身から出てたよw」

自分では「すぐヤれそうな女オーラが出ていたからじゃないか」と分析していたのだが、当たらずとも遠からずといったところか。
その内に歩いているだけで公然猥褻罪か何かでしょっぴかれないと良いが。



24時間戦えますか?

話をしていく中で、いくつか引っ掛かることがあった。
考え方の相違というか、私にはちょっと理解出来ないなという点がチラホラ。

中でも突出していたのが仕事に関する考え方。
彼は起業家なのだが、とにかく仕事ばかりしている
1日丸々休みは殆どなく、休暇中でも仕事が入れば飛んでいくとか。

「俺は経営者だから、上が仕事してないと話にならないでしょ」

まぁ言いたいことは分かる。
夫もたまに似たようなことを言うが、それでも割りと休みはきちんと取っているほうだ。

昨今は働き方改革によって「仕事は程々にしてプライベートの時間も取りましょう」という考えが主流だ。
その流れに逆らうようにして、彼はガムシャラに働いている。

多分仕事が好きなのだろう。
そう思ってあまり突っ込んだ話はしなかった。



タイミングが合わない人

帰り際に「彼氏にしてくれる?」と訊かれた。

彼氏だろうとセフレだろうとヤること一緒なんだからどっちでも良いじゃん。
男の人はロマンティストだなぁ。

今のところ人間的にも肉体的にも好きだけれど、恋愛ではない。
その内好きになるかもしれないけど、現時点で彼氏かどうかと訊かれると違うと思う。

翌日からまた出張に行くと聞いていたのだが、そこから音沙汰が無くなった。
LINEも既読にならないまま10日以上経過し、これはもう潮時かなと思い始めていた頃、急にメッセージが来た。

「ごめん! ずっと仕事してた!」

10日も放置する時点で彼氏権利はボッシュートだったが、仕事が忙しいのは本当なのだろう。
詳しく聞かなかったが国から賞をもらったらしい。

その後に会う約束をしたものの、予定前日に夫が熱を出したのでキャンセル。
こういう「なんでこの日に?」みたいなことが起きてタイミングが合わない相手って、誰かから「会うべきじゃない」と言われている気がする



誠意って何かね?

改めて予定を合わせた。
そして会う日の2日前になってこんな連絡が来た。

「もしかしたら用事が入るかもしれない」

ほう。
用事とは?

とりあえず明日になったら分かるからまた連絡すると言う。
翌日。

「ごめん打ち合わせ入っちゃった! また今度誘うね!」

用事とは仕事だったらしい。
この時私は思った。

約束の意味知ってる?

またリスケしたとしても、仕事が入ればキャンセルされるのだろう。
これ程意味の無い約束ってあるだろうか。
いや無い。

心の声に従い、返信した。

「今後もお仕事を優先されると思いますのでもう会うのはやめましょう。御身体に気をつけて頑張って下さい」

相手からは「仕事をしないわけにはいかないんで」的なよく分からない返信がきた。
別に仕事を辞めろなんて一言も言ってないんだが。



ワークライフバランスが整っている人が理想

私は恋人でも何でも無かったので、相手にとっては「たまたま仕事が入らなければ会う」ぐらいの気持ちだったのだろう。
けれど男女関係以前に、仕事を理由に約束を反故ほごにする人は信用できない。

人との信頼関係よりも仕事を優先するというのは、かなり危うい人生の歩み方だと思う。
昭和のモーレツサラリーマンが熟年離婚されてきたのも結局それが一因では無かろうか。

エレベさんは仕事が生きがいなんだろうし、そういう生き方を否定するつもりは無い。
ただ、私には合わない。
猛烈に。

というわけでエレベさん話はこれでおしまいです。
ご縁が無かったということで。


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