浅野なつき

水彩作家。水彩画家。水彩絵の具で動物、夜空をメインに温かみのある絵を描きます。 お仕事…

浅野なつき

水彩作家。水彩画家。水彩絵の具で動物、夜空をメインに温かみのある絵を描きます。 お仕事ご依頼ありましたらこちらまで yuji926tuki@gmail.com

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色を楽しもう

初めまして。 水彩作家として活動してる浅野なつきです。 昨今、デジタルも含め、色々な画材がある中、水彩絵の具の魅力に取り憑かれ、創作(ときにファンアートも)を描いています。 主に夜空、動物をメインに温かい空気感の絵を描いています。 私は絵にコメントを頂く時「色」について、お褒め頂く事が多いです。 しかし、私は1枚の絵に何十色も使いません。 せいぜい多い時で7〜10色、少なければ3色程でも十分だったりします。 そんな私の水彩の色の使い方について ここではお伝え出来れば

    • 忘れられない似顔絵

      数年前。 まだ似顔絵を始めて間もない頃の話。 私が初めて似顔絵を描いた方からの ご紹介でした。 依頼主は東海地方在住の高齢の女性。 30代の娘を描いてほしい、という ごく一般的な依頼でした。 ただ、娘さんの事情が 一般とは少し違っていました。 娘さんは重度の脳性まひと知的障がいがありました。 会話は難しく、日常生活のほとんどに介助が必要な方。 そして、似顔絵に関して いくつか要望がありました。 介助する関係で、髪はいつも短くショート。 もちろん化粧もできない。

      • 夢を叶えること。

        最初に絵を描く事を始めたのは 「娘が好きな事を仕事にするには、私がまず好きな事をしてみたらいいんだ」 と、思ったのがきっかけでした。 思うようにいかない事は多くあります。 今でも、もちろん。 たぶん、失敗もたくさんしました。 その中で挫折したり、諦めたりする事があるのもわかります。 でも、道を変えて、自分の中の考え方を改めて 「水彩画家」「ワークショップ講師」 と周りからも認められるところまで来ました。 私がそうなれたのは、3つ自分の中で変えた事があります。 「面

        • 水彩画ワークショップ

          天気が不安定の中でも、たくさんの方に遊びに来て下さり、ありがとうございました😊💕 ワークショップを始めて数ヶ月。 たくさんの人に水彩画の楽しさを知って欲しい……! そのキッカケになるような事をやりたいと始めました。 自分が自由に描くのが大好きだったので、初めはなるべく口を出さないようにと、やり方だけ伝えてという手法でした。 でも、たくさんの方にやっていただく中で、自由が不自由であると言うことも知りました。 なので、そんな方には少しだけ手助けするやり方に変えてみました。

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        色を楽しもう

          子どもからの見た目

          「お子さんがね、この絵を見て何の動物かなーって見ていたんですよ」 と伝えてくれて。 浅野さんが来たら話そうと思ってたのよって先生が話してくれて。 絵の展示会やギャラリーって、絵が好きな方や芸術に興味のある方が来るものだと思っていて。 親御さんが連れてくる事はあっても、小さな子どもが「行きたい」っていう場所ではないかな…と、思っていて。 だから、医院で展示してくださるのは、たくさんの方々にも見ていただける機会なので、とてもありがたいなぁと思っていました。 そんな風に子ど

          子どもからの見た目

          展示のお知らせ

          【展示のお知らせ】 現在「ちのね歯科医院」さんで、原画とポストカードを展示いただいてます。 診察室ごとに展示してあるものが違うので、どれが見れるかは分かりません😅 丁寧な説明と優しい人柄の先生で人気の歯科医院ですが、ご来院の際に見ていただけたら嬉しいです。 新京成線「三咲」駅 徒歩5分です。 ちなみに、受付には名刺を置かせてもらってます。ご自由にお持ちください☺️

          展示のお知らせ

          初めてのマルシェに出店しました!

          地元の市場カフェ(船橋地方卸売市場 場内)でおさんぽマルシェに参加しました。 異業種の作家さんに会うのも初めて、インスタライブで自分の紹介するのも初めて、初めて尽くしで緊張しましたが、アットホームでとても良かったです😊✨ そして、新たな繋がりも…!! いつになるか分かりませんが、ご報告できる日を楽しみにしててください! ワークショップは放デイの水彩活動の経験がいきました。 未就学児以下のお子さまも楽しんでくれて、素敵な作品を仕上げてくれました。 乾いたら、また雰囲気

          初めてのマルシェに出店しました!

          放課後等デイサービス

          11月から月イチで放デイへ水彩を教えに行ってます。 1月2月は∈(°θ° )∋マンボゥで行けなかったですが、3月に入り久しぶりに行ってきました。 子どもたちの感性にいつも感服です。 どれも素敵ーーー!!✨✨✨ 放デイに来る子は発達障がい、知的障がい、ダウン症など、少しこだわりや個性の強い子で、喋ることや自分の想いを伝えるのが難しい子もいます。 でも、絵はみんなに平等で、それぞれが思い思いに描いたものを見るたび、感動するし感化されるなーと毎回思います。😊✨ また、

          放課後等デイサービス

          誰かに見られてるものなんですね。

          ご無沙汰の投稿すみません。 空白期間中、色々手探りしていました。 とにかく どんな苦手な事でも とりあえずやってみる。と言うわけで、なんでも手を出してやってみました。 似顔絵オーダーをSNSで始めてみて、少し反応良さげだったので「似顔絵作家」という肩書きも自分に加わりました。 地元のカフェに突然飛び込みで行って、併設する老人ホームに置かせていただいてみたりもしました。 イチナナというライブ配信アプリの公式の方からご連絡頂いて、一時ライブ配信をしていたこともありまし

          誰かに見られてるものなんですね。

          私の上達法

          ファンアートの話です。 で、あくまで私の場合の話です。 たぶん、色々やり方はあると思います。 初期の私の絵(3年ほど前)知ってる方は きっと、今の絵を見て 「上手くなったね」 と思ってくれてると思います。 もう、封印したいぐらい 恥ずかしい…_:(´ω`」 ∠):_ (実際、どこにも載せてませんw) たぶん、最近知った方が見ても 「別人かよ」って思われてるかも…。😅 忘れもしません。 何か描きたいなぁーと思ってた頃に(私のこと参照)ちょうど平昌オリンピックがあって、フ

          私の上達法

          私の絵具

          絵の具は色んなメーカーがありますが、 私は「ウィンザー&ニュートン コットマンウォーターカラー」(以下、W&N)というものを使っています。(初めて正式名称知った) あ、パレット汚い…💧 どうしてもこれが良かった……ではなく、 たまたま、Twitterのキャンペーンに当選して頂いた、初めてのメーカー品だったからです。(笑) ただ、最初頂いたのは12色だったので、使う色を少しづつ買い足して、今のパレットになっています。 それまでは、父が買って放置してた通販の水彩絵具(メーカ

          色の原則

          色を使う人の基礎なので、知ってる人は多くいると思うのですが。改めて。 色には「12色相環」という、色の原則みたいなものがあります。 これを知ってるか知らないかで 大きく色の使い方が変わってくると思います。 円の反対側の色同士を補色と言います。 絵の具の場合、補色を使うと鮮やかな印象になります。 ただ、混ざると色が沈んでいきます。(彩度が下がる) ……とはいえ、私も最近まで知らなかったので、「何で、この色が混ざると沈むんだろうー??」と思いながら塗っていて、 後で補色だ

          私のこと。

          私は2児の母です。 そして、絵を描いています。 物心ついた時から絵を描くのは好きでした。 だからマンガ家になりたい(画家は難しそうな気がしたので)と、ただ漠然と思う子供でした。 専門学校に入り、デッサン、パース、美術史、水彩やアクリル絵の具も学びました。 ただ、この頃の目標もマンガ家だったので、水彩などの道具には、ピンともきてませんでした。 ありがたいことに、卒業制作をつてにマンガ家さんのアシスタントという仕事をさせて頂けるようになりました。(当時はアナログ主流で、今よ

          私のこと。

          水彩の色数が少なくていい理由

          初めてのアップの際に、多くても7~10色ぐらいしか使わないと書きましたが、水彩には色数が少なくていい理由があります。 混色出来るからとか、そういう理由もありますが、私の場合は混色の分量を調節するのが苦手なので、あまり行いません。(笑) 私の考える、色数が少ない理由は 水の量によって、薄い色から濃い色まで表現が出来るからです。(あくまで私の場合はです。) こちらは カドミウムレッドペールヒュー(朱色) ウルトラマリン(青) です。 カドミウムレッドペールヒュー(長い名前

          水彩の色数が少なくていい理由

          私が使う「水彩」とは。

          まず、私が使う画材は「水彩」と呼んでますが 正確には「透明水彩」に分類される画材です。 水彩絵の具には 「透明水彩」と「不透明水彩」があります。 ざっくり言うと 不透明水彩は小学校などで一斉購入する絵の具。 透明水彩は画材屋さんなどで売っている絵の具。 不透明水彩は小、中学校の頃使った記憶しかありませんが、ハッキリ言うと苦手な画材でした。 だから、お絵かきは好きだけど、水彩は苦手って言う方は、もしかしたら不透明水彩が苦手なだけかも知れません。 透明水彩を試したら、案

          私が使う「水彩」とは。