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自閉症と診断された息子の子育て日記【言葉は感情コントロールに重要】

こんにちは、Sonnyです。

今回は以下の記事に関連した内容になります👇

【薬を勧められた時にどうしたか】の記事では、うちの子ができないのは、自分の意思や意見を適切に言語化することだったとお伝えしました。そして、この意思の適切な言語化ができるようになるには、薬を使っている場合ではないとも話しました。

その中で、今回の記事ではうちの子が自分の意識を適切に言語化できるようになるために行った方法を簡単に解説したいと思います。

似たような立場にいる親御さんには参考になる内容になると思いますので、ぜひ、見ていてってください。


♦︎うちの子が「怒る」理由はなんなのか

薬に頼らずに怒るや叩くを改善させるためには、まず、”なぜ怒るのか”を知る必要があります。怒るなと言えば怒らなくなるわけでもないし、なんで怒るの?って聞いても子どもはわかりません。

ですから、少しずつできることから始めると言う観点でいうと、まずは子ども観察することから始めました。観察自体はずっとやっていたんですけど、より「なぜ怒るか」にかなりフォーカスを当てて見ていくことにしました。

その観察の結果から、2つの原因を見出しました。次からはその2つのそれぞれ見ていきます。

【選択肢がないから「怒る」】

1つ目は選択肢の問題です。自分の”強い気持ち”を相手に伝えるという手段が怒るしない、と言うことがわかりました。

例えば、「お茶が飲みたい」とか「トイレに行きたい」みたいな欲求はうちの子はそれほど強い訴えはありませんでいた。しかし、おもちゃ屋さんで自分が使っていたおもちゃを別の子が勝手に取っちゃったとか、お風呂に入る時間なのにもっと遊びたいとか、”自分が楽しいこと”に対してはかなり強い欲求をぶつけることがわかりました。

【「怒ると相手が言うことを聞く」という誤学習】

大きく括ると同じなのかもしれませんが、もう一つ見えたのは、怒る(強く大声で伝える)と相手が言うことを聞くと言う誤学習でした。

これは、ぼくたち親が、そのつもりは無かったけど結果的に誤学習させてしまったことが要因だと思います。

子ども自身が怒っているみたいな意識はないと思いますが、自分の意思・意見を相手に通すためはこれまでの経験から、怒ると言う手段がもっとも効率的だったと言うことなんだでしょう。

次からは、この選択肢と誤学習を是正するためにうちの家庭が取り組み、結果的にうまくいったかなーって思うことをシェアしていきます。

♦︎根気よく言葉を引き出すことを続けること

うちの家庭で実践したのは、根気強く子どもの言葉を待つこと、そして言葉の選択肢を提示してあげることです。

それぞれ、具体的なシチュエーションをもとに紹介したいと思います。

【根気強く言葉を待つこと】

子ども用の秋のジャンパーを買いに、ショッピングモール行った時の話です。

サイズが合わなかったら困るので、子どもに試着をしてもらおうと目星をつけたお店に入りジャンパーを手に取り、子どもに提案しました。

その時です。それまでご機嫌だったのに急にそれなりに大きな声で「イヤ!!」「着ない!!」「うわー!!!」と叫びました。

親としては、ただの試着で何をここまで嫌がることがあるかわかりませんでした。その時実践したのが、ゆっくり子どもの考えを言葉で聞き出すことです。

経験のある方はわかるかと思いますが、一度このような状態になったら戻るのが大変です。周りの目が気になる方もいると思います。ただ、ぼく自身は割と忍耐力と周りを気にしない力があった関係で、子どもを落ち着かせながら、ゆっくりと言葉を引き出してきました。

ポイントは、なるべく怒気や焦りを入れないこと、なるべく待つことです。

親は焦らずにゆっくり待ってあげることが、ぼく自身は重要だと思います。この事例の結果は、「色が嫌だった」でした。そんなの一言で言えば終わりじゃって大人は思いますが、子どもとっては、特に言語化が苦手が子どもにとっては難しいものなのでしょう。

【言葉の選択肢を提示してあげること】

ここでの事例は、おもちゃ屋さんです。別の記事でも書いたことがありますが、おもちゃ屋さんが子どもの社会性を育てるにあたりすごくいい場所です。

具体例としては、子どもが到着した時にすでに別のお子さんが遊んでいた場合です。ここがとっても重要なシチュエーションですね。

まずは、子どもを観察してみてください。どのおもちゃを使うのか、遊ばないのか、他のお子さんから勝手におもちゃを取るのか、残っているもので遊ぼうとするのか。

まずは、親がお声をかけずに観察することです。ぼくは基本的に子どもには余計な声掛けをしません。

ある時、おもちゃ屋さんに行った時に自分の子どもから、「あのおもちゃで遊びたい」と助けを求めてきました。そこで、ぼくは聞いてみたらいいのでは?と聞いてみることを促しました。

そしたら、「ねー!これ使ってもいい!?!?」と全力で聞いていましたw

他の子を叩くなどの暴力を振るうことは良くないので、親が制する必要があると思いますが、それ以外ではなるべく子どもが考えて行動したり、時には失敗したりして経験していくことがとても重要だと思っています。


長くなってしまいました。
まとめっていないことろもあるかもしれませんが、ぼくは子育てですごく重要なポイントだと思います。

今回はここまで。
それでは、また。



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