自閉症と診断された息子の子育て日記【薬を勧められた時にどうしたか】
こんにちは、Sonnyです。
今回は、療育に通っている中で医師や心理士の方から”薬”を勧められた時にぼく自身がどう思って、どう判断したのかを紹介します。
別の記事でも紹介したのですが、ぼくらの子どもは自閉症と診断されました。衝動性やこだわり、怒る・叩くが生活上困っていることでした。
特に目立っていたのは2歳から3歳、特に3歳の時期は保育園でも家庭でも確かし困ったことはありました。その中で、療育で通っていた施設から、薬の使用を勧められたんです。
しかし、うちでは薬は使用しませんでした。ぼくが断固拒否したんです。妻はどちらかというと使って方がいいのでは?という気持ちもあったようです。
今になって感じるのは、使用しなくてよかったと言うことです。使わなくても生活上で困ることはものすごく減りました。
ここから、薬に関するぼく自身の受け止め方や考え方を解説します。あくまでもうちの子ども限定でぼく個人の考え方なので、その点を踏まえた上で読み進めてくださいね。
それでは、いきましょう。
♦︎薬は断固拒否というスタンス
先に結論ですが、ぼくの考えは薬の使用は断固拒否ということです。
うちの子が薬を勧められたのは、衝動性に対する対策して使用するものでした。薬を使うと、親や大人の話が入りやすくなるから指示も通りやすくなる。そしてうまくできたという経験を積むことで子どもは成長する。そうなれば薬をやめても良い。このようにも言われました。
ただ、この療育側の発言にとても違和感を持ちました。
一番違和感を持ったのは、「親の指示が通りやすくなる」ということです。
色々聞こえの良いことを述べられましたが、ぼくとしては、子どもの脳の活動を抑制して言いなりにさせようというように聞こえたんです(これはあくまでのぼく個人の勝手な解釈です。詳しい方にとっては異論もあるかと思います)。
そんな状態で、子どもがいうことを聞くようになったとしても意味がないと考えました。
だから、断固拒否だったんです。当然に必要な子どもたちもいるのでしょう。あくまでも自分の子どもに使うことが断固拒否ということです。
ただ親の勝手で拒否したわけではありません。自分の子どもを観察して特性を見た上で考えたことです。
次から、自分の子ども特性から見た拒否の理由を考えてきます。
♦︎うちの子の特性から見た薬拒否の理由
この記事を執筆している今現在、うちの子どもはかなり落ち着いきました。当然、薬は使っていません。ほんとにうちの子に対しては薬を使わなくてよかったと思っています。
薬を勧められた当時は、確かに怒ったりすることが多く、手を出してしまうこともありました。しかし、子どもがこのような行動をするには理由があると考えていたんです。
うちの子におけるその理由とは、自己主張する手段の乏しさでした。
怒る場面での多くは、自分の欲求が伝わらない場面や通らない場面でした。特段言語の発達は遅くなかったので、ある程度話しをすることができます。しかし、子どもにとって強い欲求を伝えるにあたり、怒るとか叩くが効率が良いという学習がなされていたんだと思います。
余談ですが、うちでは赤ちゃんが泣いたらすぐに要求に応えるという方針をとっていました。この方針がこのような学習を進めたのかとも思っています。しかし、今でもすぐに要求に応えるという方針が間違っていたとは思っていません!
話を戻します。なので、この自己主張とその主張を相手に伝える手段を増やしていくことが重要なんじゃないかと思いました。なので、「言葉で伝える」「伝えるように努力する」ことを推進してきました。
結果的に、この取り組みが功を奏したと思っています。取り組みはこれ以外にもやりましたが、”言葉にする”ってことはかなり効果的でした。
長くなってきたので、今日はここまで。
次回以降は、「言葉にする」という取り組みを具体的な内容や、それ以外に実施したことを紹介します。
それでは。
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