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PTスキルアップマガジン

このマガジンでは、整形外科分野におけるスキルや考え方をより臨床に特化した形でお伝えします。 これかの時代、理学療法士にはこれまでに増して「手で触れて患者さんを変容させる」ことが求…
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2023年7月の記事一覧

上腕骨近位端骨折後(術後)のリハビリ介入で得た知見の共有

最近、上腕骨近位端骨折後にOIRFをした患者さんのリハビリ介入をしました。 その中で、肩関節…

こんな時代だからこそ、人間対人間を突き詰める

ぼくがこのnoteを通して達成したいことは、整形外科の領域に従事するPT(セラピスト全般を含め…

このnoteは仮説検証のプロセスを皆さんと共有するもの

今回は前回の記事の続きになります👇 「このままではまずいな」と感じてから、いろいろとセミ…

自分のマインドセットを変えた2人の患者さんの介入経験とその後の行動

この記事は、今後に迷っている若手の理学療法士に向けた記事です。 なぜこんな内容を書くかと…

膝伸展の可動域制限は3つパターンで診ることが必要

膝の伸展可動域は、整形外科に関わるPTにとって関わることが多いポイントであり、問題を抱える…

理学(作業)療法士に必要なマインドセット

今回は、若手の理学(作業)療法士の方に向けて、セラピストでいることのマインドセットとして…

スキルアップする時、言語で理解することの注意点

講習会に出た時、先輩に質問した時、教科書で勉強した時、このような新しい手技や知見をインプットするとすごく自分が成長したような気分になります。 しかし、次にアプトプットする場面が来ると多くの人が、「なんかよくわからない」と感じます・ みなさんも経験があるでしょう。週末に講習会に出て勉強したことを翌週の臨床で早速実践してみた結果、その場では分かったと思っていたことが意外とできないと感じた経験を。 ぼくもその一人でした。このようなことを繰り返してきて、この現象に対してぼくなり

筋には骨のリード機能がある

今回も、先日解説した肩関節骨折後の理学療法介入例を題材に、私の知見を共有していきます。 …

肩周囲筋に起こる筋緊張は、上腕骨頭が関節窩にしがみくつためにある

肩関節が不安定であるということは、一般的にもよく使われています。 大腿骨頭のサイズよりも…

スムーズに動く前腕は牽引で作る

前腕の回内外が動かしにくい上肢に介入するポイントを解説します。 肘関節はもとより、肩の介…

前腕を制するものは肩関節を制するという話

こんにちは、理学療法士のTakuです。 今回は、症例を通じて患者ものをシェアしたいと思います…

多裂筋の左右を正確に評価するには、触れ方で8割が決まる話

こんにちは、理学療法士のTakuです。 今回の内容は、腰痛患者さんを中心によく実施される多裂…

正確な評価を行うには、セラピストの固有感覚が重要になる

✅この記事でわかること 正確な評価を行うための、セラピストの感覚の使い方 ✅この記事の結…

筋のリリース効果をもう一段階高める方法

✅この記事でわかること 筋のリリース効果をもう一段階高める方法 ✅結論 ・手の接触面積を意図的にコントロールする ・戻すときまで意識する こんにちは、理学療法士のTakuです。 今回の内容は、整形外科で勤務するPTなら必ず使ったことがあるでろう手技は筋のリリースではないでしょうか。リリースはシンプルに筋の緊張を軽減されるものです。 よく使う手技であるが故にあまり話題にも上らないことが多いですが、まだあまり意識されていないことで重要なことがあります。 これを知ってくお