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正確な評価を行うには、セラピストの固有感覚が重要になる

✅この記事でわかること
正確な評価を行うための、セラピストの感覚の使い方

✅この記事の結論
・固有感覚はセラピスト本人のためにある
・圧の感覚や皮膚の歪み、セラピスト本人の身体感覚などをフル活用する


こんにちは、理学療法士のTakuです。

今回は、セラピストが評価するときに手技を真似することよりも重要なことを解説します。

これは若手のセラピストに知って欲しい内容です。勉強熱心なセラピストは色々な講習会やセミナーに出て手技を習得しようとしています。頑張っている若い人たちに共通(ぼくの勝手な認識)していること。

「これって合ってるのかな?」

形は合っているはずなんだけど、正しくできているのかわからないと感じたことがある人は少なくないはずです。これを解決するのは今回の話です。

目次から内容をご確認ください。では、早速本題にいきましょう。

🔸固有感覚はセラピストのためにある

学生時代に感覚の授業を受けないという人はいないでしょう。そこでは、感覚にはどうゆうものがあるか、そして患者さんの感覚をどう評価するかというものだったはずです。

ぼくの何の疑問も持たずに、感覚=患者さんのためと思っていました。しかし、臨床に入ってから10年以上が経過したとき、気がつきました。

固有感覚はセラピスト自身のためにある、と。

これを聞いて、意味がわからないと思います。だけど、ほんとに大事なんです。このイメージを掴むことができれば、これから身につける手技の質が変わってきます。

🔸Point1:皮膚の歪みをとらえる

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