僕が会社を辞めた理由

会社の新しい評価制度が辞める決断を後押ししてくれた。
・副業OKだったのでガンガンやってた
・会社の評価制度が変わった
・社内は混乱、私は背中を押してもらえた

■副業OKだったのでガンガンやってた
ECの事業会社で社内コーダーとして働いていたので、身近な人からweb制作のお仕事をもらうことも多々あり、会社に報告しつつ副業してた
副業も2年目になると大きな額のお仕事もいただくようになり、最終的には年間で会社からの給料と同じくらいになっていた。
それでも会社が好きだった、常にEC業界で新しい動きをし続けていたからフリーランスになったらこんな環境絶対ないと思っていた

■会社の評価制度が変わった
2017年、会社が突如社員の評価制度を刷新し
業務委託のカメラマンやデザイナーなどフリーランスとして関わっている人たちと同じように社員を査定するけど給料は今まで通りね。となったので
私が単純に理解していた会社員のメリット・デメリットからするとメリットが消えてデメリットだけが残ったように見えた。
メリット
・会社員として与えられた仕事をすればいい
・ある程度ホワイトな労働環境が約束されている
・会社員でいる限り給料はもらえる、会社はなかなかクビにできない
デメリット
・どんなに売上をあげても給料に跳ね返るのに時間がかかるし額が小さい
・その会社で与えられた仕事しかできないスキルになりがち

※実際この制度は翌年撤廃されることになる。

■社内は混乱、私は背中を押してもらえた
社内は新制度を疑問視する雰囲気だったが
私はすごくポジティブに捉えられていた
「辞めたかったわけではないが、辞めない理由がない。」
むしろ背中を押してもらえた気がした。

あと私は待てなかった。というかタイミングが良すぎた
副業が本業と同じくらいになっていたし、本業でもフリーランスと同じように評価されるのに、拘束時間が長いために時給で考えると単価が低くなってしまう本業をやり続ける理由がなくなってしまった。副業をもっとたくさんやったほうが絶対儲かる。

これからの会社員はそれくらいの経営者意識を持って働かないと
市場で生き残っていけないぞ

というトガった会社からの叱咤激励だと思った。

■まとめ
こうして私は11年の会社員生活に終止符を打ち
なんの計画性もビジョンもなく個人事業主としてのキャリアをスタートさせた。やることは単純に「副業として夜やってたことを本業として昼間にやる」だけである。

会社から
「会社員として緩く仕事するやつはいらねぇ!フリーランスの気概で会社員やりやがれ!(超訳)」
と言われて、
「え、じゃあむしろフリーランスになってみたいので辞めます!」
と超前向きに辞められた自分は本当に幸せだったし、この選択が正しかったと思える。嫌味でもひがみでもなく、きっかけをくれた会社に感謝しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしこの文章を読んで、参考になる方がいらっしゃったら嬉しいです。

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