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やっと移植が決まった



全然書く気にならなかった日記。
前回書いたやつからやっと現状が一歩進んだので備忘録。


同種移植を目標に
淡々と、粛々と
点滴治療をしておりました。


どんな治療をしていたかというと、
キイトルーダという抗がん剤とはまた違った
免疫チェックポイント阻害薬という種類の薬です。


肺がんなどの治療薬に使われるみたいなのですが、
血液癌のなかで唯一、ホジキンリンパ腫に保険適用されているみたいです。


それを3週間に一回投与して、通院しながら日々を送っておりました。


これといった副作用は基本的にはありませんでした。


ただ、一度この薬を倍量投与した時期だけ(6週間周期でも治療可能らしいので)、
身体の痛みと怠さ、高熱、頭痛に悩まされました。


キイトルーダは、自分の免疫を活性化させて腫瘍を攻撃するのですが、良い細胞まで攻撃してしまうので
それが原因で高熱や身体の痛みが起こったようです。


幸い、懸念されてた重篤な副作用は出ず、投与を続けることができました。



そして、肝心のドナー探しですが
候補者を出す時点でほぼほぼ詰み状態でした。

わたしのHLAの型が珍しく、バンクでは見つからないとのこと。


そしてありがたいことにいとこがハプロ移植のドナー検査を受けてくれていましたが、

こちらも残念ながら合いませんでした。


なので臍帯血移植が決まりました。


臍帯血は生着までの期間が長く、感染症や合併症で命を落とすことが10%他の移植よりも高いみたい。怖。

ただ、女性であることと、体重が50kg以内であることがリスクを下げる項目らしく(臍帯血は量が少ない為)
それをクリアしてるからなんとか頑張れるのではないかという主治医。



まぁもうぶっちゃけ腹は括ってたので、移植の日程が決まってようやく前に進めるぞという気持ちです。


もう確率が何%とか聞いても意味ないというのを身をもって実感してるので、
何%であろうと、本当に人によって変わる。運。



結果はもうきっと決まっている。ね?神様よ!


なるようにしかならん。押忍。



クリスマスと年越しはゆっくりお家です!
年越しはとても好きなイベントなので、病院にならなくて本当良かった!


特に特筆すべき感情はなく、さっきも言った通り、なるようにしかならんです。
実際入院したら弱音吐きまくりますが、今はわりと平常心。


強いていうなら、せっかく髪の毛がいい感じに伸びてきたのになー!という気持ちはめちゃくちゃあります。



左11月 右12月



私はaavd療法ESHAP療法と強い抗がん剤してきましたが、つるっぱげにはならなかったんですよねー

抜けながらも新しいのは生えてきてたので、ここまで伸びるの早かった。

軽くストレートかけて前髪も念願のぱっつんオン眉。


久しぶりの自分の前髪が愛しくて堪らんです。


また前処置で抜けますけど、束の間の地毛ライフを
もう少し堪能します。



臍帯血移植の先輩達の投稿でも読んで、たまに予習しながら備えます。


2022年も沢山頑張ったね!私えらいよ。



良いお年を!



2年ぶりに帰省。地元は南国
夫婦


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