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転職体験談

過去2回の転職活動を振り返ってみます。


1回目の転職

新卒で入社した会社を1年3ヶ月で退職しました。
大手生命保険会社の総合営業職として従事していました。
退職理由は単純に「私には合わなかった」からです。

恥ずかしながら大学生の時の私はものすごく世間知らずだったので、
「自分に合った仕事とは」「自分にできることは」という自己分析をしっかりしないまま就職活動を行っていました。
時間が戻るなら「ちゃんと自分のことを考えて!」と言ってやりたいのですがそれでも20そこらの私に「自分で向いていて、一生働く仕事」を見極めるのは難しい……と正直思います(笑)
大学に進学したのは日本語教師になりたくてそこの大学に憧れの先生がいたからなのですが、大学院まで行った方が日本語教師として就職の道が広がることと、教育実習に行ってみて(なんかちがうかも・・・)というギャップに気付いてしまい、日本語教師を目指すことはしませんでした。また私の後ろに妹弟弟がつっかえていたので、大学院に進学するという選択肢はありませんでした。

【転職活動の始め方】
◎時期:2年目になってすぐ
(入社3ヶ月から転職したいと思っていて情報収集はしていました)
◎したこと:転職サイトに片っ端から登録
◎登録したサイト:DODA、リクルートエージェント、マイナビ転職etc.
◎内定が出たサイト:DODA
◎苦労したこと:職務経歴書の書き方
新卒とは違い、中途採用では必要になってくる職務経歴書。履歴書は新卒の時のまま少し変えるだけで行けたのですが、1年しか働いていない上、書けるような実績(あったらやめていない)もない私は非常に苦しみました。
転職したばかりの友だちがいたので、アドバイスをもらいなんとか書き上げました。
◎そんなに苦労しなかったこと
営業職だったので、日中に面接の都合がつくのは助かりました。
X(Twitter)で当時同じ職業の方がいて相談したところ、「イニシャルアポ(友人、家族)って言うと上司ついて来ないよ!」と教えていただきそのまま使っていました。(実際、面接の日に「私ついていこうかな」と言われ大慌てで回避したことがあります……今思うとすごく怪しいですね)

とにかくすぐにやめたくて、がむしゃらに転職活動をして
内定が出たら即座に退職の意を上司に伝えました。

2回目の転職

2回目の職場は会計事務所の支店でした。

◎前職よりよかったところ
①全体的に新卒の会社よりはゆるい雰囲気
②2日目の転職に必要なスキルが少しだが身に付いた
(このスキルのおかげでほんの少しですが転職が楽になりました)

◎私がしんどかったところ
①ある時期に中堅社員、長老のパートさんが退職されてしまい、「社歴20年越えの上長の直下が中途3年の先輩社員」という組織図になってしまい違和感を感じた
(3年で10名以上退職されていました……)
②繁忙期が長い
(顧客の決算期の関係上、1年の半分以上繁忙期でした)
③男性上司の距離が近かった(物理的にも精神的にも)

2回目の職場は3年で退職しました。
2回目もほぼ同じ転職サイトを利用しました。

転職活動で気を付けていたこと

私の場合は仕事を辞めた後の空白期間がないように転職活動をしていました。(退職日の翌日に新しい会社に入社)
これは空白期間がある場合の健保などの手続き等がよくわからなかったのと一人暮らしで蓄えがあまりなかったのでそうしていました。
知り合いには失業保険をもらいながらリフレッシュしつつ自分のペースで転職活動をしている人もいましたし、これは人それぞれだと思います。

また、複数の転職サイトに登録すると同じ求人も紹介されることがあります。
同じ求人に別の媒体から応募しないように気を付けていました。
採用側から見れば(この人他のサイトからも応募してきてるけど大丈夫かな……)となりますよね。
エージェントさんに「他のサイトからこの求人に応募しました。進捗状況はこの通りです」と逐一共有していました。どこに応募して今はどんな状況(書類選考待ち、面接日程調整中など)がわからない……を防ぐためにExcelで表を作り管理していました。

2回の転職活動を通して

中途入社である程度の年齢になるとやはり「経験」を重視されると感じました。
新入社員のように先輩、上司がつきっきりで指導するわけではないので、
さらっとレクチャーをされて「あとはやってみて!わからないところは聞いてください」という引継ぎをされたことがあり、覚えるのに時間がかかる私としてはだいぶ苦しみました(笑)(もちらんそんな雑なOJTの会社ばかりではないと思います)
私みたいな飲み込みが早くない人間は新卒の会社でこけちゃいけなかったんだなぁとつくづく感じました。

それでも、2回の転職活動を経験できてよかったなと思います。
前々職、前職より環境、人間関係は良くなっていて、それも転職活動のおかげだなぁと振り返って感じました。
今の私はよほどやりたくない仕事ではない仕事に就いて、それなりに暮らしています。正直、今でもズバリ「自分が向いている仕事」がなんなのか、数年働いていてもわかりません(笑)
大学生の時の私が見たらどう思うかわからないけど、酸いも甘いも(?)経験して、世間知らずではなくなっているはずです(だといいな)

そう思うと、転職活動もよい思い出で、たまに思い出して頑張ろうと思えるのでした。


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