はじめに
何の飾り気もない記事を見に来てくれた方たちへ、ありがとうございます。
大学を卒業した後も、だいぶひきずっていたので、気が済むまで、書き続けます。
そして、同じことを何度も書きます。
失恋ってそういうものですよね、と思いながら読んでいただければと思います。
わたしが23歳の頃の日記。
大学を卒業して、1年が経ちました。
それを節目だと感じていたのだと思います。
この日記は、泣きながら、書き殴るように書いたことを覚えています。
わたし自身の卒業から1年。それを区切りにしようと思ったかどうかは覚えていませんが、この日記に発露させた感情でもって、ひとつの節目にしたんだと思います。
だた、その発露の結果は、アレルギー反応というものでした。
ある物質に対する過敏症状。
思い出を、思い返して、それによって感情が行き過ぎてしまっていた。
それがあたりまえになっていたなぁ。
大好きだったひとを、アレルギー物質に例える。
そうしないとやっていけなかった。
あの人との関係性に、区切りをつけよう。
そういう考えを文章にしながら、その考えを拒否する感情が抑えきれませんでした。
この日を境に、日記に登場する頻度は少なくなっていきました。
けれど、完全に吹っ切れていない証拠として、夢に出てくることがちょくちょくありました。
好きだという気持ちを持ち続けることに、執着していた節はあったと思います。
けど、もはや何の進展も望めない現実にも気づいていたと思います。
少しずつ、日にち薬の効果が出てきました。
わたしは、忘れたくないのに。