no.19 30代が振り返る、大学生時代の失恋日記

はじめに
何の飾り気もない記事を見に来てくれた方たちへ、ありがとうございます。
大学を卒業した後も、だいぶひきずっていたので、気が済むまで、書き続けます。
そして、同じことを何度も書きます。
失恋ってそういうものですよね、と思いながら読んでいただければと思います。

わたしが24歳の頃の日記。
新年度が訪れて、わたしはあの人と会うことができました。

昨日の飲み会で、あの人と会えた。大学の友人もいて、あわせて5人。
ぎこちなかったと思う。最初は。
ちょっとずつ慣れた。話してみるのは緊張した。
意外と話せたと思う。なんだか楽しかったし、次の機会もありそう。
完全に期待しちゃってる。

新年度になって、わりと早い段階で、あの人と会う機会がありました。
おそるおそる会話をしたことをおぼろげに覚えています。

日記にも書いている「次の機会」も夏前にありました。
けれど、そのあたりの日記はありません。

その機会の時に、わたしは相手の人に、
よかったら二人ででかけませんか?
と誘ってみました。

断られました。

逃げるようにその日は帰り、めちゃくちゃに泣きました。

もう、日記を書く気力は、ありませんでした。

大学卒業から時間が経って、その時間が何かをいい方向に変えてくれる、
だなんて漠然と思っていたのかなぁ。

一緒にいたい人と、一緒にいたい。
ただそれだけなのに、こんなにも難しい。

わたしは、消えない、変わらないこの気持ちと一緒に、ずーっと生きていくのだろうか。

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