no.25 30代が振り返る、大学生時代の失恋日記
何の飾り気もない記事を見に来てくれた方たちへ、ありがとうございます。
大学を卒業した後も、だいぶひきずっていたので、気が済むまで、書き続けます。
そして、同じことを何度も書きます。
失恋ってそういうものですよね、と思いながら読んでいただければと思います。
わたしが25歳の頃の日記。
大学を卒業して、3年が経った春。
学生の頃、よく2人であるいた駅で、会いました。
この日記も、もう、ほとんど終わりです。
なんだか、書き終えたくなくて、無駄に引き延ばしちゃった。
まだ書くとはおもうけれど、それはそれで、ただの残滓です。
会えて、うれしかった。
ほんとうに、ただ、それだけだった。
返事を、ほしいと思っていたか、いまでははっきりわかりません。
ただ、返事を伝えてくると思っていました。
けれど、返事を、相手が言ってくることはありませんでした。
それが、
言うつもりだったけど、会ったことで言いたくなくなったのか。
それとも、
いったん会ってみて、それで判断しようと思って、なんだかよくわかんねーなーってなったのか。
そのへんは、わかりませんでした。
けれど、良い返事が、この日に、伝えられなかったこと。
それがすべてでした。
結局、わかりませんでした。
わたしは、好きでした。好きと伝えました。何度も。
あの人は、このとき、会おうと言ってくれました。
この、会おうの意味が、いまでも、つかめません。
いや、相手なりに、会ってみて気持ちが動くかどうかを試したんですよね。
それくらいわかっているつもりです。
けれど、わからないんです。ほんとうに、そうだったのですか?
わたしは、言葉でほしい。
言葉で示していないことも、言葉と同じくらいのメッセージ性を持っていることはわかります。
けれど、言葉がほしい。
どんな言葉を、どんな表情で、どんな声色で、言うの。
それで、わたしは、区切りをつけられると思ったのに。
これから先、もう少し書くかもしれません。
けれど、これから先、もう会うことはありませんでした。
会うのが、これで最後だなんて、思わずに、ばいばいって言っちゃった。
最後だってわかってたら、もっとみっともなく、泣きながら、すがりながら、
もう、わたしの気持ちを殺してってお願いした・・・かなぁ。
いまとなっては、わかりません。
けれど、わたしの好きを、殺さずに、去って行ったあの人を、
わたしは、すくなからず、憎んでいます。
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