no.17 30代が振り返る、大学生時代の失恋日記
はじめに
何の飾り気もない記事を見に来てくれた方たちへ、ありがとうございます。
大学を卒業した後も、だいぶひきずっていたので、気が済むまで、書き続けます。
そして、同じことを何度も書きます。
失恋ってそういうものですよね、と思いながら読んでいただければと思います。
わたしが24歳の頃の日記。冬から春にかけて。
友人との話。煮え切らないわたし。
わたしは、この大学時代の失恋を、そのままで終わらせることができませんでした。
新年度になって、生活の拠点がうつる。
あの人に会える距離に近づく。
その事実だけで、もう、会うことを自分の中で決めていました。
それが、自分の気持ちの延命治療にすらなっていないことにも気づかずに。
ただただ、会えるであろう未来を楽しみにする日々でした。
わたしは、夢の中であの人と会話をしていた。
すべて、過去の、わたしの中の過去のあの人との会話でした。
その会話を経て、わたしは、未来を考えていました。
二人並んでいる様子を想像していました。
けれど、いつまでたっても、主語がわたしのままで物事を考えていました。
わたしは、この2年くらいのわたしの後悔を言葉にして伝えたら、
わたしのすべてが伝わる、だなんて思っていました。
実際は、なにもすすんでいなかった。
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