no.20 30代が振り返る、大学生時代の失恋日記

はじめに
何の飾り気もない記事を見に来てくれた方たちへ、ありがとうございます。
大学を卒業した後も、だいぶひきずっていたので、気が済むまで、書き続けます。
そして、同じことを何度も書きます。
失恋ってそういうものですよね、と思いながら読んでいただければと思います。

わたしが25歳の頃の日記。
大学を卒業して、2年がたった頃に、わたしはあの人と会って、
フラれ、仕事の面でもいろいろなことが起きてしまって、すべてが不安定な時期でした。

友人とごはんに行った。

そのうちの一人は「もう、ええんちゃう?」って。
その言葉に、うん、と言えないわたし。

いま思っていることを全て吐き出す前に、友人からそう言われちゃったから、これ以上何も相談できなかった。

自分が、しつこいことも、なさけないこともわかっている。

何かが変わるスイッチ。
つくって、押したい。

大学を卒業して2年が経った年の、冬くらいの日記です。
このあたりの日記では、相変わらず、夢で相手の人が出てきたことを記録していました。

そして、仕事のいろいろもあって、また新年度に引っ越すことになりました。

友人には、もうええやろ、と言う人が多かったなぁ。
もう、別れて3年以上経ったのに、まったく変わっていない自分の気持ち。

わたしは、引っ越す前に、二人でごはんに行こうと誘うことにしました。

そう決心してからは、
勝手に、何かを期待していた。
そして、ごはんに行ける日が終わった後の日々が、どうなっていくか、怖くて仕方なかった。
誘った日が、最後に会える日っていうこともありえるのかぁ、って思うと涙が止まりませんでした。

いま、考えると、事態が好転するとあまり信じ切れていなかった。
わたしが見ていたあの人は、もう2年近く、夢と記憶の中の人だったから。
そういうことも含めて、自分の思いの終着点をどうするべきか、考えておけばよかったのになぁ。

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