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【体験談の共有】「仕事のことを考える」を止められなくなってしまったら、の話。

こんにちは!

今日は、頑張り過ぎて仕事のことで悩んでいるご本人、もしくは大切な人が鬱状態になっていて悩んでいる方に向けて私の体験談を共有をします。
この記事が何かしらの形で役に立てば嬉しいです。


私の簡単なプロフィール

早稲田大学政治経済学部卒、海外留学経験ありと比較的自分に自信を持った状態で社会人になりました。最初は伝統的な日系メーカーに就職。そこでぼちぼち仕事をこなしつつ、会計士の資格も取り、更に羽ばたこう!という気持ちで社会人4年目に全く違う業界に転職しました。

パニックゾーンに放り込まれる

転職後、与えられたのは当時の自分にとって完全に「パニックゾーン」領域の仕事でした。前職と全く文化も異なり、「あなたが全てを変えてください!」のような会社風土。上司も元外資系金融機関出身で求めるクオリティがめちゃくちゃ高い。みんな自分のことで手一杯。相談相手もいませんでした。

パニックゾーンに放り込まれる

「仕事のことを考える」をやめられない

次第に平日は深夜まで、週末もずーっと仕事をするようになりました。気持ちが落ち込みそうになると、アスリートの動画や本を読んで自分を奮い立たせ、「やってやるんだ!」という気持ちで頑張っていました。転職前に予約していた北海道の旅行先でも、好きなアーティストのライブ中も、仕事のことばかり考えていました。

半年ほどそのような生活が続いたある日、2つのことが起きました。

1つ目は、会議に出席するために別のフロアに移動しようとした時、自分が何階にいるのかが分からなくなってしまったこと。壁にはフロアの数字が書いてあるのだけれど読めない。上に行けば良いのか、下に行けば良いのか分からなくなりました。

2つ目は、ちょっとした契約書にサインしようと日付を書こうとした時、日付を書けなくなりました。携帯で今日が何月何日なのか確認する→契約書に書こうとするが日付を忘れる→携帯で確認する→書こうとするが忘れる・・・書けないのループ。

妻がメンタルクリニックを予約

そのことを当時同棲していた妻に話すとすぐにメンタルクリニックを予約されました。予約してから1ヶ月後、先生と1時間ほどの面談を行い、気持ちを落ち着かせるための薬を処方してもらいました。薬を飲んで、ようやく眠れるようになり、酷い頭痛も改善されました。

①ベルソムラ:不眠症治療薬
②ロフラゼプ酸エチル:不安や緊張を和らげる
③クロルフェネシン:筋肉の緊張をとり、痛みを和らげる

処方してもらった薬

今の状態について

クリニックはじめて行ったのが7年前。

そこで出会った先生とは今でも月に一度、5分から10分のなんてことない雑談をし、当時と変わらず、同じ薬を処方してもらっています。

今は当時のような精神状態ではなく、楽しくやっています!
(元気すぎるくらい。笑)

ただ、唯一残っている後遺症のようなものとして、「自分で仕事をやめられない」が残っています。仕事をはじめると集中しすぎてしまう。

周りの人に声をかけてもらえないと、朝に仕事をはじめ、昼食も休憩も取ることなく、夜までずっと集中して仕事をしちゃう、そんな症状です。そうなることが分かっているのでできるだけ出社したり、ランチミーティングを入れたり、妻とランチしたり、工夫が必要になります。

週末は処方された薬をピルケースに入れ、平日のみ寝る前に飲む習慣も変わっていません。

終わりに

今振り返ってみる、自分の調子がだんだん悪くなっていたことを思い出せるのですが最中はそれにすら気づけていませんでした。

周りの助けがあって本当に良かった・・・!

今、健康でいられるのも妻や先生、友人、その他多くの方のおかげです。自分で自分のことは分からないので、この記事を読んでその傾向があるかも?と感じた方は自分で悩まずプロ(先生)と一度話してみるといいんじゃないかなと思います。自分の大切な人が悩んでいる方は一緒に寄り添いつつ、2人+プロの助けを借りて解決するのがいいんじゃないかなと思います。

以上。

簡単にですが体験談の共有でした!
繰り返しになりますが、この記事が何かしら、誰かの役に立てば嬉しいです。

もし相談したい方がいましたら味方になりますので気軽にコンタクトしてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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